数ヶ月ものあいだ音沙汰がなかったディスコで知り合った人から
先日の地震で大丈夫?と連絡がきた。
このメッセージを期に久々にいくつかやりとりができた
そして彼が最近行ったお出かけ写真を見せてもらったのである。
彼はバイクを購入してから、バイクでよく出かけているようだ。
写真には愛車のバイクが映されていて
おー良いなと思うのであった。
なぜなら、自分が同じ場所で写真を撮っても
単に風景写真を撮っただけになってしまう。
そこには個性がない。
カメラの性能差はあるだろうが
誰が撮っても同じような写真になってしまうだろう。
そこにバイクが加わるだけで
自分には撮れない写真になる。
もちろん、同じバイクを乗っている人ならば
同じように撮れるかもしれないが
仮に同じバイクでも、乗ってる本人からすれば
自分のバイクと人のバイクは違うだろう。
ペットを買っている人がウチの子と
飼ってない人が見たらどれも同じに見える同種からも
自分のペットを見つけられるようなものだろう。
バイクは規格も色もすべて同じだが
それでも自分のバイクだけに付いた傷など
細かいところで自分だけが存在するだろう。
実を言うと今までバイクや車
果てはぬいぐるみと風景を写真に撮るのは
理解できていなかった。
弟と出かけた時に弟がぬい撮りしてたことが一度あるが
あんまり気にも止めてなかった。
変わったことしてるなという印象
しかし、今はなんとなくわかる。
ワンポイント加えることで
自分だけが撮った写真になるんだ。
もちろん同じ場所で同じぬいぐるみで撮れば
同じような写真は撮れるだろうが
よほどのことがない限りは
その場と関係ないぬいなら類似性は下がるだろう
俺も何か自分の写真にワンポイントを加えたくなった。
ただ愛車のムーヴは軽自動車である
もちろん写してもいいんだけど
そこまで特別感ないというか
車は移動の足という認識なので
ただ運動靴を写してるに等しくなりそう。
カッコイイ車に乗る人のことを理解できなかったが
(俺は車に特別興味なかったので)
今は少しその理由がわかった気がする。
単なる足じゃなくて、一緒に旅する相棒みたいな存在なんだ
だからこそ、旅先で写真を撮るときも
相棒の写真を撮る感じで
そこに自分が映っていなくても、自分だけの写真になる
自分も何か個性が出せないだろうか
流石に車やバイクは用意できない
レンタルしてもそれは相棒と呼べる愛車ではないし…
そこで考えたのはやはりぬい撮りである。
あれも単にぬいぐるみ愛だけでなく
単なる風景にエッセンスを加える行為だったんだ。
かと言って俺には生涯推しみたいな推しが実はいない
広く浅くのタイプなので
そうなると候補が迷う。
色々考えた結果、これもディスコつながりで
シマエナガに決定した。
今後はこれを随所に写していく感じで試してみる。
今回は連絡が途絶えていた彼から連絡があり
そして変わらず写真をシェアしてくれて
繋がりが完全に途切れてないことに感謝した。
リアルでは友人でない関係って
本当に途切れる時は急なんだなと思ったし
そしてその理由は知ることができない。
こちらが勝手に推測するしかない。
もちろんそれは相手に伝えることはないが…
俺は彼がペットロスだったのかなと少し思ってる。
ペットは家族と同じだから。
何にせよ、彼は俺にとってはロールモデルの一つ
彼の生き方や考え方に感銘を受けたからこそ
俺も色々と外出するようになった。
もしも、彼が旅先の写真をシェアしなかったら
俺もそうした写真撮ってみたいとは思わなかっただろう
人生で自分に影響を与えた人の一人
この繋がりはできれば維持していきたい。
彼の年齢は俺より10は下だが
やはり人生経験が違うので、こちらが感銘を受けるばかり
人間どれだけ長く生きてるかよりも
どんな経験をしてきたかの方が大事だよなーと痛感するのであった。
ディスコは年下ばかりだけど
その中でも感性を参考にしたいと思った人物だから。
俺は年相応の経験を積んでいない
プライベートにしても仕事においても
だからこそ我以外皆我師也の精神で勉強していくぞ!
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