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剣山を登った一泊二日

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先日、ついに剣山を登ってきた。
朝9時半ごろ家を出発
ご飯食べたり休憩しながらではあるが
大歩危峡まんなかに到着したのが12時40分
ここでナビによる剣山リフト乗り場到着時間は14時半
ぶっちゃけその時間から登山は厳しい
なぜなら1時間で登って1時間で降りてこないと帰れない
リフトの営業時間がある以上
登山してない人間が理論値叩き出すのは難しい
なので冷静に考えて今から向かうのは辞めた

代わりに去年気になったカカシの里をじっくり見る
カカシの里に到着したのが14時半
途中で道間違えて遠回りになったのと紅葉の写真取ってたりしたので
本来リフト乗り場に到着する時間でカカシの里着って
やはり今日は登山無理なのでゆっくり回る

去年は17時ごろに来たのでもう暗くなりはじめ
ちょっと写真取って帰っただけだったのだが
今年はカカシ工房や体育館を見回る。

小学校は12年前に廃校したとwikiにあった
この小学校卒業したら東祖谷中学校に進学らしい
そもそも中学校に行く時点で引っ越しレベルだろ
東祖谷中学校自体ここから距離ありすぎる
今ではその東祖谷中学校に隣接する形で小学校ができ
それに合わせての廃校という感じ
まー過疎化は仕方ないっていうか
よく12年前に通う子どもいたなというのが正直なとこ

今はもう年寄りしか住んでないと思うが
カカシの里として有名になり観光客は増えた
カカシ工房前のトイレは新しくて綺麗

しかし、観光客がお金を落とすところは皆無である
何か買うところも食べるところもない
観光客が増えたところで村には金は落ちない。
それなのにトイレ綺麗で新しいトイレが新設されたり
今回行ったときは道路舗装工事されてたりしてた

1年前は新しい黄色の防寒具を着ていたカカシも
この1年風雪雨日光にさらされて色褪せていた。
なんというか1年ぶりに来た人間だけがわかる変化
去年はなぜかモデルガンを持っていたカカシも
今年は持ってなくて里は武器のいらない平和を取り戻した
なんというかこうした変化に気付けるのがちょっと嬉しい

カカシの里を堪能して二重かずら橋に向かう
到着したのは15時20分ごろ
せっかくなのでここも改めて利用
今年は駐車場周りに紅葉が残っている
受付前の紅葉が一番綺麗に染まっていた。
ただ、降りていくと橋の近くはもうだいぶ落葉して
見頃は過ぎてるかなというところ
やはり水に近い方が温度が低いからだろうか

今年は地すべり帽子の工事をしていて
工事の音がしたりしていた。
まぁ、ここが地すべりしたら川埋まると大変だしな
ここでもしばらく過ごしてリフト乗り場に向かった

リフト乗り場は16時30分ほどに到着
もうリフト営業終了の時間

今日はここで車中泊することにする。
せっかくなのでまだ暗くなってないうちに
近くを見回る。
徒歩の登山口がある神社
去年は神社があることすら知らなかった。

前に来たときは思い立って冬季休業に入る前に
二重かずら橋に行こうって行っただけで
道中のお腹の痛みからリフト乗り場のトイレを利用するためだけに寄った。

あの頃も仮設トイレを利用したけれど
営業時間中ならリフト前にトイレあったの今年知ったよ

神社で夕暮れを見守る。
前にある宿泊を兼ねたお店は開いてる
ここで悩む晩ごはんをここで食べるかどうか
しかし、辞めたのであった。
何となくお腹を満たすだけなら良いだろうけど
お金に見合った味を得られるとは思わなかったから
まぁ、山の上で腹が満ちるだけでも十分なんだろうけどね
特にこれから登山するぞって人はエネルギーいるだろうし
俺は抜いても平気だから食べなかったとも言える。

日が暮れても駐車場はライトが照らされていて明るい
他にすることもないのでウマ娘育成3回はやった

19時20時ごろに外に出てみると
駐車場はライトで明るいが
そこ以外は真っ暗なので空は透き通って
平地よりも星がよく見えた。

7000円くらいで買ったオペラグラス
肉眼よりかは見えた気がするけど
やはり星を見るには向いてなかった
うーん、金額はデカかったけどまぁ仕方ない

駐車場で2回ほどたぬきを見た
暗くなったら横切ってくるとは
山だなぁと実感する。

夜はリフト前のトイレがシャッターされていた
持ち上がるかは試してないが
利用できないと判断
仮設トイレは電気もなければ水もない
手を洗ったりできないのは困る

そう考えるとトイレに行きたくなくて
水を飲む量を控えてしまった
唇が切れてるのも水分不足のせいかな

何より今日は1リットルしか消費してない
家で飲んだ分を入れたとしても
1.5リットルくらいしか飲めてないのではないだろうか
いつもなら2リットル以上飲むのに

今日のおでかけには500ml水を6本と
1リットルの水筒一つの合計4リットル持参
こんなことなら3リットルの水筒にすればよかった
夏と違って冬なら消費少なくていいと考えたのが間違い
車中泊するなら水はあって困らないね

いくらトイレ利用したくないといっても
やはり寝る前はトイレして寝る
幸いというべきか
凍結防止の為に水が出しっぱなしになってる水道がある
駐車場入口の自販機から東にちょっと歩いたとこ
勝手に蛇口捻るのは困りものだが
こうして勝手に流れているのを使わせてもらう分には
そこまで問題ないよね!?

手洗いと洗顔をそこでさせてもらった。
手が濡れると風が冷たすぎる
水があるとはいえやはりトイレは行きたくない

今回思ったのは仮設トイレは電気が仕えないので
ライトの扱いに困った
こういうときの為に今度は首掛けライト持っていこう

休日二日目

寝袋とインナーシュラフで寒さには困らなかったが
やはりムーヴで寝返りは打てないので快眠とは言い難い
朝6時頃目を覚ましてトイレに行く
昨日あまり水を飲まなかったのもあって
今日は1リットル水筒をゴクゴク
朝から駐車場に到着する車が増えてきた。

自力登山する人ならこれくらいからでも登るだおるけど
リフト乗り場は9時営業なので二度寝する

すると起きたときは10時だった
水を飲んで気温も上がってきてじっくり寝てしまったか

トイレ休憩をし出発の準備を整える
後ろでは子供連れの親子が登山準備してた

朝ご飯は観光センターでハムチーズサンドを注文
ハムとチーズだけのシンプルなのかと思ったら
キュウリ?いやピクルスが入ってた。
ぶっちゃけピクルスいらない。
ハムとチーズの本当にシンプルなのを望んでいたのに
まぁ、あるのは仕方ない。
食べるとパンはサクサクでチーズも伸びて美味しい
ピクルスさえなければもっと美味しかった。
コレは個人の問題ではあるので
ピクルス好きな人にはいいかも
とはいえ美味しいのは間違いない

昨晩はお菓子しか食べてなかったし

リフトに乗って上のリフト乗り場に到着したのが11時ごろ
剣山はハード、ノーマル、イージーみたいなルートある
最初は大劔神社経由のノーマルで行こうとした
鳥居をくぐっていざと思ったが
ちょっと歩いて、あっやばいこれ絶対疲れる
そう感じて降りる。改めて遊歩道ルートで出発した。

遊歩道ルートは大回りになるが傾斜が比較的緩やか
しかし遊歩道と言いつつ完全な山道である
道は細く滑り落ちたらやべーなというポイントも多い
単に太ももをお尻から上げる必要がない所が少ないだけ
それだけでも歩きやすさは違うけどね

道中すれ違ったのは親子?かわからんが
下山してくるシニア男女と若い女性の3人組のみ

リフト乗り場にはいっぱいいたはずなのに
みんなどこにいるんだろう

日陰はまだ雪道が残る
それどころか氷柱ができている箇所があった
水が流れるままに氷柱ができていて
これが自然の芸術というくらい

歩いていると本当に身体が暑くなってくる
日陰は涼しい
正直、動くのにタートルネックは失敗な気がしてきた
温度調整がしにくい

下着は先週コンプレッションウェアというか
ファーストインナーを購入しておいた
これは効果あるな
肌に汗が残らないというかイイ
またamazonで買い足しておこう。夏用に半袖もかっとこ
インナーしか考えていなかったので
その上もレイヤリングが欲しくなった。

次郎笈が展望できるスポットに到着
ベンチもあるので、ここでリュックを下ろして少し休憩
持ってきていた水を1本飲む
500mlを2本しか持たなかったのは失敗かもしれない
いくら冬でも1リットルじゃたりない

そこから進んでいき頂上脇の道に出てきた
時間は12時25分ほど
写真を撮ったり休憩したりを考えても
遊歩道コース目安の80分は案内通りと言える。

初めての登山がここで良かったと言える。
遊歩道コースは遊歩道というほど楽ではないが
段差が少なく比較的登りやすい道だったのは間違いない

なぜなら翌日の筋肉痛がこんぴらさんと比べ物にならない
こんぴらさんの階段は翌日と言わず
もう駐車場に降りてきた時点で股関節ヤバかった上に
翌日は股関節以外の筋肉痛が待っていたが
劔山の遊歩道は階段のような上げ下げがないので
軽微な筋肉痛ですんだ。

まぁ、こんぴらさんに行ったときは
年末年始は体調不良でダウンして
1月の月末に行ったから肉体のコンディションは今ほどじゃなかったのもあるが
それでも階段の上り下りはきつい
ふとももを上げるとお尻の筋肉も使うし

という意味でも登るだけなら
こんぴらさんより剣山の方が優しいかもしれない

頂上からの景色は綺麗だった
晴れて遠くも見渡せる
香川の屋島の街も見えた。

南を見ると山山山の山ばかり
本当に四国はどこ行くにも山を通るのが目でわかる

手前の山にも目を奪われるし
下の方は紅葉が見えたりする
しかしやはり遠くの山を見ることで
あんな遠くもまだ山なんだって実感の方が
山頂から得られる景色に思える。

空を見上げると雲が流れ形を変えていく
なんかこういうの好きだ
写真や動画では伝わらない要素だと思う

山頂では2時間ほど過ごした。
再訪しなくても良いように満喫する
じっくり過ごし神社でお参りもした
帰りは遊歩道ではなく大劔神社経由で帰る

帰る前にヒュッテで飴湯を飲む
本当はお昼何か食べようかとも考えたが
そこまでお腹も減ってないし
俺の舌はレトルトとかにお金払いたくなかったようだ
せっかくだから今まで知らなかった飴湯だけ飲んで帰る

飴湯はクールとホットがあるようだけれど
こんな日は当然ホットだろうということで
どっちか聞かれることもなくホット飴湯をくれた

登ってくるときは暑かったけど
山頂で2時間もいた身には温かい飴湯が身にしみる

大劔神社ルートは登りだと足を大きく上げる場面もある感じ
それでも平坦なルートと傾斜があるから
本格登山というほどじゃないかもしれない
でも遊歩道と比べると明らかにふとももから上げる必要あるところは増える

下りはやはり楽ちん
大劔神社から御神水に行く
こういう湧き水はそのまま飲んでもいいのだろうか
わからないが折角なので少しだけ飲んだ
ここは遊歩道ルートからも来れるようだった

リフト乗り場に到着
せっかくなので降りる前に周辺を見てみる。
避難所とある建物を開けてみる中はなんにもない
壁に観光用ポスターが貼ってあるだけ
風雨を凌ぐくらいはできそうだが
椅子も何もないから休憩は難しそう
テントとか寝袋があれば建物内に立てれそう
もしものときも休憩できるかも

リフトで約15分下山
16時ごろリフト乗り場に到着

観光案内所で何か記念に買おうと物色
ある人が旅先でいつもマグカップを買って
それを使うたびに思い出せると言っていたので
マグカップ良いかなと思ったのだが
そんな調子でマグカップばかり増えても困るし
そこまでゆっくり思い起こすことはない気もする
なので今回は見送り

あまりかさばらずに記念になりそうなのと考え
ステッカーにした
ぶっちゃけステッカー1枚600円って高い
これ2枚買ったらステンレスマグ買えるレベル
でもまぁ記念なので購入

正直もう来る可能性はないかなと現時点で考えてるので
去年は強行軍でトイレだけ借りて二重かずら橋へ
今年はカカシの里と2回目の二重かずら橋
ほぼ半日を剣山で過ごしてしっかり堪能できた
心残りがあるとまた来ないとってなるからね
去年と今年の一泊二日で
もう来なくても大丈夫と思うくらい満喫した

ほんと去年はトイレの為だけに検索して
リフト駐車場の仮設トイレを利用し
そこで初めてリフト乗り場を意識した
目的の二重かずら橋自体は去年もゆっくりしたが
その帰りのカカシの里を見て回りたいと思った
これが去年の未練と言える。
逆に今年だけだったら工事のない二重かずら橋に行きたくなったかもだが
去年と今年行ったことで十分堪能できた。

下山開始~晩ごはんはまたまた中華

リフト乗り場から帰る時に
貞光方面に帰る車を2台見た
それについていっても良かっただろうし
そっちの方が早く帰れるだろうが
今回も行きと同じく祖谷方面に大回りして帰ることに
これも正解だったかな
帰りにまたカカシの里に寄って
カカシの里の神社にお参りしたし

これで3度目、帰りも通って感じたけど
住宅のある村の道の方が狭い
それ以外の道は走りやすいところも多く
交互通行のところも見通しが効く道路多かったけど
住宅があるとこが一番運転しにくかった
もう家潰して道広げたらいいのにと思うくらい
3度通って思うのは1回しか登ってない貞光方面から
帰るのも意外と大変じゃなかったのかもなって
まぁ、もうここまでくる予定はないのですが

道の駅にしいやに着いたのが18時くらい
リフト乗り場からだいたい2時間くらいである
そこから貞光の道の駅ゆうゆう館でトイレ休憩
水がなくなっていたので近くのスーパーを検索すると
マルナカが近くにあったので行って水を買う

マルナカの駐車場で晩ごはん食べる場所を検索する
お手頃価格で美味しそうなお店を検索する
なぜか夜は中華になることが多い
町中華はお手頃価格で夜遅くまで営業してたりするからね

選んだのは美馬の中華料理鴻順
到着した時点で20時過ぎである
駐車場で検索してた時間を考えても
リフト乗り場から4時間経ってる
ほんと改めて時間かかる距離だ

鴻順はレビューでも良さそうでお値段も手頃
鴻順ラーメンと鴻順チャーハンのセット880円を注文
色々考えたけどやはり店の名前を冠したのを食べよう
ラーメンは白クリーミー系で美味い
もやしとキャベツが入っていてネギが散らばっている
鴻順チャーハンは何が鴻順要素かはわからないが
これも普通に美味い
普通のチャーハンより色が濃いから何か味付け要素あるかも

これが880円なんてお得すぎる
朝のホットサンド以外はお菓子しか食べてないのもあって
スープも飲み干して完食

店員同士の会話は何語かわからんが
中国人だとしたらまさに本格町中華かも

23時まで遅く営業しているので
今後もこちら方面に行った帰りにはお世話になりたい

家に帰った時は21時半とかになってた
ご飯休憩しながらとはいえ
16時過ぎに出てから5時間は経ってる

昔の俺だと次の日仕事なのに
こんな外出なんて考えられなかっただろう
しかし全然疲労感はない
剣山に活力を貰っているのかも

健康の為に歩く必要性は誰でも知っている
しかし日常生活で車社会は歩くことがない
休日家に居ても運動せずゴロゴロする可能性大
ならば出かけて歩いた方が脳への刺激も高まる

お金は確かにかかる
家にいた方が財布も省エネだ

今回だってリキ定食750円
二重かずら橋代550円
ホットサンド550円
リフト代1900円
飴湯300円
ステッカー600円
水100円とする
鴻順セット880円

計5630円使った。
ここに消費したガソリン代も入れると
この休日の出費は1万円と考えて良いだろう

俺の稼ぎで1万円は決して軽くない
ただ、あまり浪費と考えてない自分がいる
知らない場所に行き歩き刺激を受けることは
省エネ生活とは比べられない価値がある

その分、昔なら毎月メロブチェックして
同人誌買いまくってたけど
今はもう年2回コミケの時だけみたいになってる
もちろん買い逃す本もあるだろう
それはそれで縁がなかったと諦めることにした

何と言うか出かけるようになった方が
調子が良い気がする
家でずっといた昔の方が気力的にも
今より低かった気がしないでもない

そう考えるとおでかけするようになって良かったなと思う
20代は家で引きこもり休日を過ごしてきたんだから
30代は外に出てもいいだろっていう

ホント家と職場の往復だけだった日々って
振り返っても何もないなって改めて思う

今回は剣山という初心者でも登りやすい山だったけど
それでも山道は山道
登山は何となく年寄りの趣味ってイメージあるが
足腰弱った本当の年寄りは登れないだろう

やはりお出かけは若く体力があるうちのほうが
じっくり楽しめるのではと思う

確かに時間は年寄りの方があるだろうけどね
でも楽しむなら今でしょ

俺はもし年を取ってゆっくり過ごせるとしたら
ゲームとかネトゲして過ごしたいと思う
まぁ、その時にゲーム楽しめるかどうかわかんないけどさ
ネトゲみたいな時間食いゲームこそ
老後にやってもいんじゃないかと思う
実際にリネ2を6垢したいって80くらいの人いたし
それでそう考えるようになった。

だから今はムーヴで車中泊もバリバリできる
何時間も運転して歩ける日中も夜も動ける
そんな今だからこそ、どんどんおでかけを楽しみたいと思う

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