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スライサーという概念

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ギバー、マッチャー、テイカーは有名
そこにスライサーという概念の提唱を知った。

世の中はスライサーの方がテイカーより多いのではという
確かに自分もテイカーと言うには
他人が損しても自分の利益優先というほどではないし
間違いなくギバーでもない。
じゃあマッチャーかと言われてもうーん?
だったのだが、スライサーという概念にはピンと来た。

スライサーは薄く利益を削り出す感じらしい
ちょっと遅刻するとか、割り勘で端数は払わないとか
うん、これならピンと来すぎる。

俺は割り勘自体好きじゃないしね
というか友達もいないしそういう場に行かないんだけどね
多く飲み食いする人間の分も負担とか損した気になりすぎる
お世話になってる人とかなら良いけど。

テイカーなら誰かに奢らせようとか
払うなら自分もいっぱい飲み食いするかもしれないが
スライサーは自分は損したくないが
別に得をしようとする意識もないみたいな感じ

テイカーほど露骨ではないが
ギバー体質ではないのは間違いない。

お返しは考えるが、自分から率先してギブすることはない
お返しも貸し借りはない状態にしたいだけな面もある

逆に親兄弟なら与えることに拒否感はない
テイク関係なくギブできる
それは常日頃、過去から未来に渡って
親兄弟という存在に助けられてるからだろう
お返しの意図はないが結果的にはお返しなのかもしれない

もはや身内は自でもある
自に分け与えることは苦痛にならない

割り勘が嫌いだと言うと
人によってはこいつケチだなと思うかもしれない。

金持ちでもケチな金持ちはいるが
気前の良い金持ちはそんなの気にしないだろうから
割り勘を嫌がらない人と交流する
奢ってくれる人と交流するというのは
人を見極める指針としてはありかもしれない。

懐具合で許容の幅が変わるのは間違いないと思うが
金持ち全員がギバーでないように
最終的には気質の問題だと思うのよね

だから俺は割り勘しない人との関わりの方が落ち着きそうだ
自分で他の人より飲み食いしたなって感じられる人は
ちょっと多めに割り勘出す人の存在を見ると
大量に飲み食いして均等に割り勘ねってのは
テイカー気質に近いと思う

まぁ、そういう場に行かないのも
気質がそうさせてるところあるね

田舎で車社会だと仕事終わりの飲みとかもないのが幸いしてる
全員車だから飲むかという意識がない
というか都会の電車通勤の人たちは
駅周辺にそういう飲むスポットあるかもだけど
田舎だと駅を中心に考えないから
郊外なんて何もないからどこか行こうという気も起きない

まぁ、それでも仮に今年冬コミに行った場合は
オフの食事が割り勘でも全然気にしないと思う
そう頻繁にすることもないものだし特別な場であるから
むしろギブされてお世話になってる人もいるしね

色々と考えて生粋のテイカーは詐欺師みたいな人たちで
世の中はスライサーの方が俺も多いとは思う
基本人を騙すとかない善良な人だけど
自分は損したくない損得勘定ではなく損勘定は考えて
ただ場合によってはそういうの気にしないみたいな

何だかんだで一人が楽でもある
とはいえ何らかの繋がりはあると嬉しいって時に
損得ない匿名のネットコミュニティってのは楽だなと
そう改めて思うのであった

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