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職場の近くにあった接骨院

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1月4日夜に咳をした反動で腰に違和感があった。
もうこれダメだわと1月5日は休む。
まだ風邪も治りきってなくて、5日一日寝ていたので
腰のことがなくても休んで正解だったかもしれない。

4日に発生して接骨院に行ったのが9日だが
5日休んだので土日と月曜成人式を挟むと
最短が9日だったということ。

土曜日とかはまだアクセルに右足を乗せている姿勢だと
右お尻上あたりに痛みがあったりした。

もう9日になると腰の痛み自体はほぼ収まっていたが
まだ微かな違和感がある。
特に長時間座っている状態から立ち上がると
足に痺れまではいかないにせよ違和感があるみたいな

本当は10日の休みに過去にお世話になった
接骨院に行ってもよかった。
ただ、10日は10日で他に用があり
どうしても余裕を持たせたかったので
仕事帰りに接骨院を済ませておきたかった。

接骨院は夜20時まで
職場の近くなので帰りにすぐ行けば間に合う。

問題は帰路に接骨院が2つあること。
それも650mしか違わないのである。
どちらに行くか迷った。

1つは30代後半の院長でHPもあって顔が見える接骨院
もう1つはネット上にあまり情報がない接骨院

どちらも評判が良いので恐らくどちらに行っても問題はないはず。
ネットに情報がない接骨院は立地が良い。
むしろ最初はそこしかないと思っていたので
そちらに行く予定だった。

しかしgooglemapで接骨院と検索してみると
別の整骨院あったのか!?となった。
毎日その接骨院の前を通っていたのに
全然目に入ってなかった。
逆にネットに情報がほとんどない整骨院は
移転して新しく建てている時に何だろ?って思っていたので
あっ接骨院だって立地も良いしすぐ目に入っていた。

もう何年も通っていて知らなかったんだから
立地的にはもう片方の整骨院は不利なはず
しかし、30代後半の院長先生は
HPを開設したり、接骨院の見える化を行った。
院長先生の顔もHPにバッチリ出てる。
Googleのストリートビューで院内も見える。

もし、どちらにしようかなってネットで検索する人なら
顔が見えて院内がわかる整骨院を選ぶだろう。

あとは自分が選ぶ理由になったのはもう一つあって
なんと同じ高校の先輩だったのだ。
もちろん交流はない。俺は先輩とか後輩とかいる学生生活送ってなかったので。
正直、誇れる母校ってわけでもないし
レベル的にはそう高いわけでもない
ただ、同じ高校だった…そして若き院長先生は
高校卒業後に広島の専門学校で柔整科を卒業
その後は整骨院で働き
柔整科を卒業した3年後に鍼灸科を卒業。
働きながら鍼灸科に通っていたのかな…?
そして鍼灸科を卒業して岡山(多分)の整骨院の院長として働く。
この時は働いてた整骨院の恐らく支店だと思われるので
雇われの院長だったということだろう。
そしてその4年後に地元に帰ってきて独立と。

何ていうかしっかりキャリアを積んで
手に職を持ってる大人。
同じ高校を卒業しても、その後の人生はまったく違う。
俺には積み上げてきた経験がなにもない。
そうした先輩に興味を持って、先輩の整骨院を選んだ。

19時半過ぎに受付を済まし、予約もしてないので
1時間ほど待つ。20時半もう自分以外のお客さんは帰っていた。
そこから診てもらい鍼灸してもらい30分ほど
院を出る頃には21時近くなった。

これは雇われでは働けない。
なぜなら雇われはどれだけ働いても給料が大して変わらないから。
それが独立していると、遅くなっても患者がいればその日の儲けになる。
時間が遅くなっても診てもらえるのは
そういう要素がないときついよね。
俺ならギリギリにお客さん来ると
早く帰りたい勘弁してくれってなると思う。

ただ、客がくればそれだけ儲けになるとはいえ
お客さんの為にという温かい気持ちがないと
遅くまで働けないとも思う。
21時に院を閉めて、そこから晩ごはん食べて
子どもたちと触れ合ってってなるだろうから。
家族の為に働くのがパパさんの1番の動機かもしれない。

作り的に院の上が自宅な感じだ。
そうなると帰宅時間が0分なのは大きい。

後日、経過観察の為に再院
もう痛みもなくなったのでその日はもう料金も発生せず
話だけで終わった。

そこで関心したのが、口コミ集めである。
このインターネット時代に口コミというのは大きな武器になる。
俺もネットで見える整骨院と、ネットで情報が見えない整骨院
どちらにしようか迷った時に
やはり決め手になるのは情報もそうだが
ネットの口コミである。
情報をネットで探す人間にとっては1番重要。

口コミは大きな武器であるが
積極的に集めようとするところはなかなか無い。

思えば問診票を書く時や
書いた後のお話でこの整骨院はどうやって知りましたか
ってのがあった。
やはりどこから来てくれたかも重視してる証拠。

新規のお客さんはどこから来ているのか?
これを知るのはかなり大事だよね。
誰かからの紹介なのか、はたまた自分のようにネットの情報からなのか。

さて、話は戻って口コミ集めである。
終わった後に院長先生が
(治療が終わって院を)卒業する患者さんに
卒業証書を渡すよりも、卒業論文を書いて頂きたいタチでしてと
口コミのお願いがあって俺はとても感心した。

iphoneかAndroidかというところから始まって
ネットで検索してもらって口コミの誘導まで完璧。
流石にその場でお願いしますというわけではなく
また時間ある時にでも!という感じで
口コミをお願いしていた。

これがデキてるお店はほとんどない。
だいたいがレビュアーの自主性に任せてる。

お願いする利点は口コミを書いてくれる確率が高まるのと
完治という状態で良い口コミを書いてくれそうなタイミングであること
そしてどんな相手かわかった上でお願いできることが強い。

なぜなら、症状が治らないお客さんが良い口コミを書いてくれるとは限らないし
偏屈そうな相手だとお願いしないというような選択肢が取れる
もちろん勝手に書かれるのは止められないが。

口コミが全てとは言わないが
口コミを意識していると対応が良いのは間違いない。

この整骨院も口コミを書いてくれた人に
個別に返信するのを忘れない。
そしてお願いした後のタイミングであれば
誰が書いてるか院長もわかるので
更に個別化された返信ができる。

これが数カ月後とかにレビューされても
誰だっけ?ってなると思うが
お願い後に該当する症状の口コミが書かれていたら
あの人だってピンポイントの返信ができるのは強い。

これは雇われには簡単にできないことだと思う。
自分の事業だからひたすら丁寧にできる。

これが雇われだと、仕事は早く終わらせて帰りたいし
口コミのお願いとか面倒なこともお願いしたくない。
会社に時間を売ってお金を稼いでるだけだから
事業を育てるのも業務外に近く面倒なだけ。

よく従業員に経営者の気持ちになってぇー!
って言うけど絶対無理なんよ
報酬が経営者と同じじゃないから。
熱量も同じになるわけがない。

そんなこんなで地域密着かつ
丁寧に自分の事業を育てている若き院長。
ローカルで生き残るのはこういう接骨院だなと思った。

むしろネットでも量販店でも買えるようなものは
資本力の差でローカルは勝てない。
そうなると病院とか接骨院とか
地域密着で商圏の客をしっかり掴むのが重要になる。

ネット通販で接骨院お願いしたワとかないし
もちろん訪問型ってのもあるだろうけど
それはそれで全国チェーンでやってるような事業じゃないだろう。
結局は丁寧さや熱量は雇われでは事業主に勝てないから。

ある意味で接骨院、美容院、学習塾など
ローカルで勝負して勝てるところは強い。
まぁ、学習塾は雇われで大手看板のが強いか。
美容院になるとカリスマとか
事業主の拘りや想いが強いところはファンを掴める。

働けば働くほど稼ぎになる事業主と
どれだけ働いても稼ぎは変わらない雇われ
口コミの対応などを見るとどっちかわかる。
だから口コミは選ぶ基準になってくる。

雇われで結果出せる人ならいずれ独立するだろうし。

なんというか
若き院長のビジネスに対する姿勢というか
ネットで情報が見える接骨院
口コミもお願いして更に情報が見える接骨院にと
自分の事業に真摯に取り組んでいるなというのが
すごく伝わってきた。

同じ学校を卒業しても
本当に人間どう生きるのかわからない。
俺は本当に積み重ねてきた経験が少ないなと。

本当は俺も何か手に職をつけたいのだが
自分の性格からすると
地域密着アットホームみたいな
人への思いやりとかはあまり向いてないかなと。

何かいい感じで独りビジネスをしたいと思う今日この頃

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