先日、東かがわのてぶくろ資料館へ行ってきた。
市役所の近くで商工会の隣にある建物
資料は1フロアに色々な手袋や写真や年表がある
どうやらこの日に来たのは自分だけ
名簿に名前を書くがそこまで人が来ないのだろうか
確かに平日ではあるが休日でもそこまでという感じである
手袋を知る
自分一人のために職員の方が色々と説明してくれた。
国産手袋の産地ではあるが
大手メーカーの下請けなので表に出るのはミズノやダンロップといったメーカー名になる
使ってる選手もメイドインジャパンはわかっていても
それがどこで作られているかは知らないかもしれない。
拘りが強い選手はこの職人が作ったものだけというのはあるらしいから
その場合は知ってるかもしれない。
何よりこの資料館に寄贈してくれるということは
知らないとできないだろうから。
手袋業界もなかなかに厳しいらしい
今はこうしたアスリート向けの商売や
ユニクロといった大手が数を発注してくれるので
薄利多売でやっているようだが
いかんせん一般消費者が手袋を必要としなくなったという
まずは暖冬
確かに手袋が必要なほど手がかじかむ時期が減った
第二に交通網の発達
都会の方が消費者が多い
しかし冬でも地下鉄など外の寒さに当たらない環境が増え
電車内は暖房が効いている
手袋を必要とする区間が減ってしまった。
そしてキャパは小さいが地方の消費者は車に乗る。
第三にスマホの普及
これが暖冬よりも一番大きいのかもしれない
今や四六時中スマホを触っている人ばかり
手袋してるとスマホの操作の妨げになる
指先がタッチ対応になったとしても
やはり操作感という点では素手に劣る。
ちょっとした寒さとスマホ操作どちらを取るか
現代人はスマホを操作する為に素手を選ぶだろう。
第四にUVカットで手袋は冬だけのものではなくなったが
こうも暑いと手袋より日傘をみんな買うという
確かに、この商工会前の駐車場でも
ちょうどお昼休憩時だったのでサラリーマンの往来がある
男女問わず日傘を使っているのを目にした
確かに手袋より日傘の時代か~となった。
あとは近年の円安でコストが上がっても
売価が変わらないので赤字とか
国産の大半をここで作っているが
やはり外国産の手袋が多かったりとか
手袋を取り巻く様々な環境を聞くことができた。
手袋職人になるには数年かかるが
失敗も含めて練習中は商品を作れないから
投資期間になる
しかし、手袋職人になったとしても業界は先細り
若手がいない
だから今の職人さんは高齢の方が多いらしい
その人達がいなくなった時はどうなってしまうのか
もちろん色々と手を打とうとしたようだが
効果や予算の関係とコロナでそのまま打ち切りだとか
やはり下請けの立場では利益を出すのが難しいので
東かがわブランドでやっていこうという話もあったようで
高級路線の手袋などもアピールしていたようだが
やはり何万何十万する手袋は売れなかったようで…
俺はこうして話を聞いている時に
もしも自分が何か対策するとしたらと色々考えた
もちろん自分が考えつくようなことは
やろうとしてるとは思う
下請け脱出とかもっと人々に広めようとか
ただ、一つ即効性はなく時間は掛かる策がある
それはブログを書くこと
サイトやブログを育てて資産化すれば
東かがわの手袋の価値を広められるのではないかと思う
ただ、手袋一社じゃない集合体なので
その熱量の拠り所は難しいと思う
通常なら経営者やトップが思いの丈を書くのが良いが
この場合は職人さんや会社から
その熱意を汲み上げて文章化できる人が必要だと思う
インタビューとかして
一般の人が知らない手袋の歴史や
手袋の秘密や色々と発信していけば
それは最初はなかなか芽が出なくとも
いずれは大きな幹に成長していくはず
ただ、やるなら今からやらないと
幹が成長する前に職人がいなくなるかもしれない
情報発信により手袋の香川がブランド化すると
OEMで下請けではなく
自分たちのブランドで商売ができて
下請けよりも利益率は上がるかもしれない。
そこで高級路線とか富豪向けを展開すればと思う
あとはセレブの人に使ってもらって広めてもらうとか?
オシャレアイテム化
もちろん最初はお願いする形で
無償提供のアンバサダーが必要だろうけど。
俺は高級路線に打って出たのは時期尚早だったと思う
何より国産の産地ブランドが広まってないから育ってない
プロ御用達というのももっと広まれば
アマチュアがプロ仕様の高級手袋を求めるかもしれない
しかし、みんな知らない。
広告費を掛けるには予算がない
ならばブログをコツコツ育てていくのが
一番低予算で地道だが確実に育つ道だと思う。
しかし、お役所仕事は成果を求められる
人は即効性のある飛び道具を求めてしまう
手袋の会社の社長が信念を持ってやれば続くだろうが
担当が変わるようなお役所仕事では
おそらく継続して遅効性のブログを育むのは難しいだろう
解説を担当してくれた方も
それなりの高齢の方と見受けるが
3年くらい前にここに配属されるまで
地元の人間だったけどほとんど知らなかったという。
それくらい認知されていない。
せっかく世界のプロが認める品質を作れる産地なのに
その良さがまったく知られていないのは
非常に勿体ないことだと思う。
資料館の隣の部屋にはアウトレット店がある
革手袋や革製品、たぶん高いのは本皮
合皮は合皮と書かれてる
革製品の相場はわからないが
産地がハッキリしていて安心できるかもしれない
あとは中国生産だけど
企画は地元の会社だったりとかもあるらしい
今回は2000円の冬用手袋と
800円のレッグウォーマーを買った
冬用手袋は中国製だったが、なんかナノ新素材?なのと
手首の防寒がしっかりできるタイプだったので購入
そう、手袋って意外と手首の防寒は甘かったりするから
こういうの新鮮だなーって
スマホはちょっと操作できなさそうだが
本当に寒い時には役立ちそうだ。
レッグウォーマーはメイドインジャパン
手袋じゃないけど、このあたりで作ったのかな
2800円は決して俺にとって安い買い物ではないが
40分近く良いお話を聞けたので
やはりちょっとでもお金を落としたくなったのだ。
そしてどんな手袋が理想かなーと思えば
昔にアマゾンで指先だけ出せる手袋を買ったが
意外と指を出しにくいのが欠点だった
ミトンみたいに指先に被せられる方が良いかなと思う
登山用ではそういうのがあるらしい
なので、スマホ操作を考えると
指先だけ外せるミトン系が良いかもしれない。
今回買った冬用はガチでスマホ操作いらない時用にして
外せるミトン手袋もこの冬探していようと思う。
やはり時期もあるだろうか
アウトレット店に冬物は少なかった。
昼飯はピザ
時間は2時近くなっていた
正直、資料館は30分くらいあればいいでしょと思ってたので
まさか1時間以上いるとは予定外である。
本当は近くの白鳥神社を見てみたかったが
そこ見てるとお昼ご飯が遅くなりそうなので
当初の予定であったハマチの漬け丼を食べに
源平の里むれへ向かう
しかし、道の駅はお休みであった。
昔は火曜日休みだったようだが
今年の2月くらいから水曜日に変わったらしい。
残念ながらハマチの漬け丼はお預け
近くに何かないかと探したら
ピザ屋さんがあった
せっかくなのでそこに向かう
ハーフ500円、レギュラー1000円
パーテード?だったか
ポテトとベーコンとチーズのピザを注文
おいしかったが、値段が変わらないなら
正直違うものにすればよかったかな感はある。
なぜならピザソースの無い系統ピザだった
美味しいは美味しいが
どうせならピザソースありのピザにすればよかったかと
これレギュラー頼んじゃったけど
どうせならハーフ2枚の方が良かったかもしれん
サラミとガーリックの方が気になったけど
ガーリックはまだまだこれから活動するにあたって
匂いの面で遠慮してしまった。
パニーニとかもあるらしいし
また行くことがあれば今度はハーフにしておこう
レギュラーお腹いっぱいになった
晩ごはんを考えるとハーフで良かったかなと。
店構えもユニークな感じで
そのお店というよりドッグランとかバス?電車?
の使われなくなったのが置いてあったり
また行くことがあれば
今度はしっかり下調べして注文を決めたいと思います。
ピザソースなしはチーズを楽しめたけど
ハーフで良かったかな~という気持ちが大きかった
石の民俗資料館へ
本当はケーブルカーに乗って85番霊場へ行こうと考えてた
でも、16時になり時間的に余裕がないので
近くの石の民俗資料館へ
料金は300円
石や石切りを学ぶ
すごく精巧な人形が展示されており
表情とかも食いしばってたり無気力感あったり
確かに1tくらいの石を運ぶ仕事してたら
それくらいの表情になったり
もう無の感情で仕事したりするわなと
滑車を使って持ち上げたりとか道具を活用していたが
それでも機械ではなくマンパワーに頼るので
昔の人たちは本当に力仕事大変だなと
なんというか
こんなのやったら筋肉痛で動けなくなると
色々と想像しながら見させてもらった。
あとは個展も展示されてた
香川出身のアーティストたちだろうか
絵やら作品など色々とあった。
そして視聴覚室
本棚は2つだけだが香川の郷土文化や
石に関する本がたくさん
これが300円で読めるなら
テーマも揃ってるし郷土や石について
何か調べるならここだろう
あとは映像作品で石を学ぶという
子供向けかもしれないが
夏の勉強にはもってこいの場所だった。
資料館の階段下は公園になっており
子どもたちを遊ばせるにはもってこい
学び遊べる空間といった感じだった。
廃ケーブルカーを見学
旧屋島のケーブルカーを見に行った
廃止された駅とケーブルカーが置いてあるだけ
近くの旅館はまだ営業しているようだが
おそらく飲食店だったのかなと思うような風貌の建物は
もう長らく閉ざされている感じだった。
本当にケーブルカーがそこにあるだけなのだが
そこだけ雰囲気が違う
もはや観光地でもなんでもなく
そのあたりの周辺は住宅とかあるのに
廃駅だけ非日常の空間になっているのだ
ケーブルカーのドアは空いていて中に入れる
2両あるどちらも入れる。
消化器などはそのままあったり
古くなさそうなのを見ると
観光施設でもないが、管理はされてる感じはする
まるでホラーゲームに出てくる舞台のように
ケーブルカーを歩くことができる
これエアコンないなと思ったら
上に1つ扇風機があった
当時はいくつかあったかもだが
エアコンがなく扇風機頼りだったとは今なら考えられない
本当に雰囲気がある場所だった。
讃岐東照宮屋島神社へ
せっかくなので近くの屋島神社へ
階段を登るがそこまで高くはない
上からは町が見渡せる
遠くで踏切が鳴る音が聞こえる。
町から近い場所にあるのに
遠い場所のように感じる
やはり神社の雰囲気は好きだ。
お寺よりどちらかというと神社の方に行ってる
神社の駐車場と四国村ミウゼアムの駐車場は同じだろうか?
いずれはこの四国村も行きたい。
晩ごはんまではまだ時間を置きたいので
そのまま屋島を来るまで走る
上までくると駐車場が有料だったので
そのまま引き返してきた。
駐車場は有料でも300円均一らしいが
いずれ水族館とかも見に行きたいので
今日は駐車せず下山するのであった。
少し目とかも疲れてきたので
神社の駐車場で休憩
時間は19時くらいになってきた
そろそろ今回の旅最後の目的地へ向かおう。
B級グルメかしわバター丼
つい最近まで知らなかったB級グルメかしわバター丼
むしろここをゴールと決めて
今回の旅が始まったと言っても過言ではない
15時過ぎに食べたピザがまだ消化しきれてないが
これを食べて帰ることにする。
お腹に余裕があればラーメンセットにしようと思ったが
今回はかしわバター丼の並だけにする
店内は冷房がほとんど効いてない
少し視界が煙が見えるくらいだ
カレーは無料だが当然ながらもう無い
たぶんお昼で終わってそう
無料だから文句はないけど。
卵も無料である
しかし、生で食べても良いのかなという気持ち
本当は卵かけご飯でかしわバター丼食べるとうまそう
今回は遠慮しておいたが
次は試すかもしれない。
今後も香川には頻繁に行くだろう
その時の帰りはしばらくかしわバター丼になりそうだ
かしわバター丼の味はかなり濃い目なので
食べ終わるとアイスクリームが食べたくなる
近くのスーパーでチョコモナカジャンボを買う
チョコモナカジャンボって昔の方が美味しかったと思って検索すると
どうやらアイスに賞味期限はないが
チョコモナカジャンボには実質モナカの旬があるらしい
そう、俺が昔食べたチョコモナカジャンボはサクサクで
近年買って食べたチョコモナカジャンボは
モナカがふにゃっててサクサク感0だった
ネットではチョコモナカジャンボを買う時は
製造日を確認して買うと良いと書いてあった
今回は8B4とあったので
ネットの情報通りだと8月14日製造ということだろう
もちろんモナカはサクサクで美味しく
これこれ、これが昔食べたチョコモナカジャンボとなった
まさかアイスでもモナカの美味しい旬が限られていたとは
近年はモナカがアイスの水分を吸って
ふにゃふにゃになっていたのばかり食べてた
これからは製造日を見て美味しいチョコモナカジャンボを狙っていきたい
ホントこのサクサクかどうかで美味しさが変わりすぎ
予定していた箇所の達成率は半分
当初行こうと思っていた場所には半分ほどしか行けなかった
しかし予定になかった場所もいくつか行った。
香川はまだ近く行きやすい。
県西や県南に行くよりも下手したら近いかもしれない。
高松まで行っても同程度だろう。
まだまだ行きたい場所は多いので
これから月一回は香川に出かけるかも。
今回は手袋資料館で2800円
ピザ1000円、石資料館300円
かしわバター丼800円
チョコモナカジャンボ105円
計5005円(ガソリン代別)となった
手袋が予定外の出費とはいえ
やはり出かけると5000円くらいは使うなぁ
今回は石の資料館300円の入館料だったけど
ケーブルカーに乗ってたら1000円はいるし
博物館や水族館とかの入館料ならもっとするから
これから行きたい場所を考えると
それくらいの出費は毎回必要になるかもしれない。
そしてガソリンは半分も使わないけれど
1週間以上は通勤で使うくらい消費する
金銭的なことを考えると
おでかけ費用がそれなりに掛かる
そして来週もお出かけしようとしている
だが、金銭的なものよりも
自分の五感で感じる体験の方が価値がある。
これからもどんどん行ったことない場所に行ってみたい。
ひとまずは足元の地方から
行動できる自由の幸せを感じていたい。
来月のクレカ支払い9万越えになった
家賃やガス水道代は別途だから
今月の給料も大半は来月の支払いに回る
来月のお出かけ費は5000円くらいかな
次はハマチ漬け丼を食べられる曜日に行きたい。
でもそうなると5000円じゃ足りないかも
googleMAPで見つけた美術館あるんだよな~と思ったら
5000円!?すまない流石に予定に入りません
ガイドツアー付きだからでもあるからだろうけど
俺にとっては1施設でこれはちょっと負担がでかい
今のところ四国村ミウゼアム1600円と
屋島水族館1500円と屋島駐車場代300円
これらは行くの決めてる。
今度はハマチ漬け丼食べてこのあたり行きたいね
コメント