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乙女ゲームというカテゴリ

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悪役令嬢系列は乙女ゲームカテゴリの一つ
乙女ゲームとなると女性向けなイメージになるが
男性向けの転生モノもあったりする

乙女ゲームはモブに厳しい世界ってのを読んだ
これは面白い
妹からクリアしといてと言われ徹夜作業
それが元で階段から落ちて転生という
なぜ男が乙女ゲームに詳しいのかの背景がちゃんとある

それも普段ロボゲーを作ってる会社が出した乙女ゲームだから
ロボが出てくるし戦闘の難易度が高いというものだった。
文字だけならともかく漫画はロボも描かないといけなくて大変だなぁ

そんなこんなで女尊男卑の乙女ゲーに転生した主人公
学園に入学というところで50過ぎのBBAと結婚させられそうになり
金があればいいんだなと冒険に出る
それは課金したアイテムがある島
本来は主人公が手に入れるものを手に入れるという
ゲームを知っているからこその行動を取る

それで入学してヒロインがいて悪役令嬢がいてとなるが
実はゲームではヒロインがいるべき立場に
別の女の子がいるという。
この女の子も転生者でゲームの知識で王子たち逆ハー状態へ
故に王子たちは本来のゲーム主人公と仲が深まらず
主人公のところへゲーム主人公♀と悪役令嬢がヒロインとなる

悪役令嬢もゲームでは嫉妬にかられるし
今回も転生令嬢に嫉妬してしまうが
主人公の介入で悪役令嬢はゲーム通りの結末にならず

悪役令嬢がチョロく主人公に惚れる尻軽ではなく
吹っ切れるまで一途であったのはポイント高い
まぁ、本来ヒロインに嫉妬してしまうほど
公爵家として王子の為の人生だったのだから
そのあたり吹っ切れてる為の描写は丁寧だと思う

ゲーム主人公♀は本来いるべきポジに転生女がいるので
サポートしてくれる攻略者達がいないので
主人公が面倒みていくように
こうしてヒロインの二人が決定

無駄に奴隷だのなんだの増やさないのは好感触かも

乙女ゲーということで男キャラも多い
最初は敵対するが憎めない奴らになっていく

転生女が実は前世の妹だったりで
こちらも物語を引っ掻き回した存在なれど
憎めない存在となる
ないより転生女妹が主人公のスピンオフがあるくらい

数年前にアニメ化されてたらしいが
この作品なら納得かなと。
ロボ要素も詰め込んで形にしたいい作品だと思う

メイドがイケメン執事に

もう一つ読んだのはイケメンメイドは悪役令嬢を救うというもの
イケメン執事は男装してるメイドの女性
プレイしてた乙女ゲーで悪役令嬢のメイドとして転生
前世でも女性人気のあったイケジョ

メイドとして暮らしていたが
悪役令嬢が王子のブロマイドが欲しいとのことで
男装して買いに行った帰りに
攻略対象の王子と騎士に出会う。

悪役令嬢はメイドが王子と出会ったその繋がりを利用して
学園には男装して入学して
お礼を言うための出汁にしようと提案
そしてメイドはイケメン執事として活動するのであった

主人公との繋がりもできて
攻略対象よりイケメンメイドに惚れる主人公
なんとこの主人公も転生者であり
イケメンメイドの中性的な美少年が好みで
ゲームの知識を利用して他のフラグを避け
この追加キャラのイケメン執事ルートを狙う。

しかしまぁ、なんだかんだで
イケメンメイドと騎士の話に終始した感じ
速攻で男装がバレてって感じの

個人的な感想にはなるけれど
男装の主人公が書きたいという思いがあって
それ以外はさほど煮詰まってない感じがする。
導入だけ悪役令嬢のメイドで男装する経緯を考えたみたいな?

悪役令嬢を救うとあるけれど
ゲームで悪役令嬢がどうなるかとか
悪役令嬢のフラグを回避させるとか
そういう見どころはなんかなかった気がする。

単に攻略者たちと繋がりをもち興味を持たれ
その中でも男装がバレた騎士に気に入られてみたいな

尼のレビューとか見る限り
好きな人は好きで評価は高い。
恋愛モノでがっつり恋愛色が強くないのを好み人たちもいるだろう
ただ、男が読むには刺激に乏しい気がした。
これはまぁ、好みなので作品どうこうではないが
自分の評価軸を明確にするには良い作品だったように思う。

1日で破滅フラグをすべて折る

更に読んだのが残り1日で破滅フラグ全部へし折るという悪役令嬢モノ
断罪1日前に前世の記憶を取り戻し
乙女ゲームの知識を得た悪役令嬢
そこから1日で断罪してくる連中のフラグを折るというもの
断罪の場にやってくる連中を
色々な手で欠席させるという
唯一暗殺者である攻略対象は
自分を餌にして逮捕するという手段しか取れなかった
ゲームなら違う人生を歩めた彼
それをこうした形で終わらせる重みを背負うシーン
これはちゃんとした心理描写だなと感じた。

断罪されて王子から婚約者解消と言われる前に
こちらから婚約解消するように働きかける
主人公の友人ポジである妹
辞退した姉の代わりになると考えた時に
その意味の重さを理解し
断罪に加担できなくなる
今はみんな仲良くてもいずれ破綻するだろうと

王と王妃に関しても受け入れてもらえた
何より兄に王位を継ぐ価値がないと見て
代わりに弟を継承者にし悪役令嬢を妃にという流れに

まぁ、このあたりは主人公に用意されたハッピーエンド
弟が昔から好意を持っててというのは
漫画ならではのご都合展開ではあるが
そのあたりは漫画だからハッピーエンドの布石があってもいいじゃないね

悪役令嬢の対になる主人公も実は転生者
ゲーム主人公も実は転生者ってパターンも珍しくなくなってきたな
ゲームの知識で最難関の逆ハー攻略
悪役令嬢から言わせると強欲な人間だろうと

実は主人公には友人がいて
ここは実はゲームの世界なんだとか
起こるイベントなどを話していた。

しかし最後にわかるのだが
実はこの友達は主人公だったのだ
前世の記憶と統合できなかったのかわからんが
二重人格的な存在
転生女が表に出ていない時は
この主人公が動けるというもの

弟王子や王妃にリークの手紙出していたのも
実はこの主人公だったのだ
悪役令嬢が前世の記憶を取り戻したのだけでなく
実は主人公も転生者のシナリオにとっての穴だった。

この主人公は転生者を好きというか
自己愛とも違うか、とにかく独占欲があり
独り占めするために反逆していたという。

悪役令嬢は王妃ルートでハッピーエンド
主人公は男をたぶらかしまくったから
両親の許可が出て修道院へ

ゲームの主人公に転生して
逆ハールートを選んだにしては
悲惨な気がしないでもない

誰しも主人公に転生したら主人公らしく振る舞うだろう
逆に破滅する悪役令嬢に転生したなら抗うだろう

ただシナリオとしては主人公そのままでは面白くない
故に悪役令嬢というIFが人気カテゴリの一つなのだろう

24時間で破滅をフラグを全部折るというのは
1日という枠組みで収めるには
それなりのご都合主義も必要ではあるが
24時間という作中枠組みの中で話を動かす
それが面白かったね。

悪役令嬢ひいては乙女ゲームに転生という時点で
それなりに題材が決まる。

乙女ゲームを題材にしても主人公になるのか
悪役令嬢になるのかモブになるのかで話は変わる

悪役令嬢カテゴリなら悪役令嬢側になるが
それでも悪役令嬢になるのか、仕える側になるのか変わる

同じ題材を与えられても
どんな話が出来上がるのは千差万別
だからこそ、人気ジャンルとして確立されているのだろう

同じ題材でどんな料理を出してくるのか
それが料理人たる作者の腕の見せどころで面白い

ファンタジーとか異世界転生とか広い定義よりも
乙女ゲームや悪役令嬢というほどよく範囲が決まった題材は
むしろ想像力の翼を広げやすいのかもしれないな
同業他社を参考にすることもあるだろうが
同時に似ないように差別化も考えるようになる
だから多種多様な世界が構築されていくのだろう

正直言うと愛される系には全く興味持てない
あぁ、乙女ゲームの世界で愛される話なんだろうなとしかならないから
そうなると恋愛色が強くなり
どう攻略者と仲を深めていくかってことになりそうだし
そういう単純な恋愛ものは興味ないんだよね

なのでそういうタイトルじゃない系列を読んだ。
結果としては割と打率高い気がする。
限界OLさんは悪役令嬢に仕えたいも好み
百合だからってのもあるけど
粛清計画を考えている本物の悪役令嬢が
OLさんが関わることでどう変わるのか
そして主人公♀を王子に変わって攻略してしまったOLさん
三角関係的なのも良き
女の子同士なら大好物です。

じゃあ普通の男女はそこまで好物じゃない理由としては
やはり男向けと女向けの違いがあると思う。
もちろんイレギュラーはあると思うが
主観で大きく切り分けたい

女性向けの作品だと口説いてくるのは男が多い
それが男から見てると口説いてる男を見るのはなぁ~ってなる

男性向けの作品だと押しが強いのはヒロインたちだ
例え気弱なヒロインだったとしても
主人公への好意は読者には見え
時に勇気を振り絞るのもヒロイン

そこで男性向け女性向けの恋愛モノで共通するのは
読者は受け身で楽しみたいということではないだろうか

もちろん全部がそうではなく
男性向けでも女性向けでも
主人公が行動的な作品も数多くあるだろう

ただ、個人的な主観としては
主人公は男女問わず好意に対して受け身であることが
多いのではないかと分析する

だから主人公に感情移入したとしても
女性向けで主人公が男に口説かれると
俺の中の男がうーんってなるのかもしれない。

もちろん受け身じゃない主人公もいるだろうけど
その場合は男なら女好き、女ならあらゆる男に粉かける悪女と
キャラ設定としてはウブさを捨てる方向性になるのかな?

しかし乙女ゲームや悪役令嬢のカテゴリは面白い
決められた課題だからこそ
作者がその題材をどう調理するのかも楽しめる
みんな色々と考えてるなぁ…

世界観がしっかりしている作品はやはり面白くなる

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