先日、お花見に行ってきた。
1日目は山の上にある有料のお花見スポット
当日は曇りかと思われたが山頂につく頃には雨
傘をさしながら巡った。
平日の雨の日とあって自分の他には前を走っていた1台
そして既に車があったのは2台(1台は帰る時もあったので花見客じゃないかも)
目的地の駐車場まではなかなかな山道で
軽自動車でも一発では曲がれないヘアピンカーブもあった
しかし目的地の駐車場は広い
晴れた日の週末は多くの客が来てそうだ
拝観料の千円を支払っていざ散策
本殿の鳥居大きい
ただ宗教法人ではあるが、神社ではない。
霊園という感じ、人形供養もしてる建物もあった。
本殿を過ぎたあたりで雨脚が強まった
履いてるのはワークマンのレイキャビクで
6cmくらいは防水なのだが、完全防水ではないので
上から雨に打たれ続けると浸水してきた
屋根のあるところで少し雨宿り
雨雲レーダーを見つつ、土砂降りが収まってから動く
普通の人なら雨はツイてないと思うだろうか?
雨の日のお花見客が少ない時点で答えかもしれない
ただ、俺は今日が雨で良かったと思える。
雨に濡れた桜というのは雨の日にしか見られない。
しばらく進んで桜の下でも雨宿り
ここの桜を見ていて思ったのだが
どうして人々が桜の下で場所取りをするのかわかった。
桜は下向きに咲くから、下から見上げるのが良いんだ。
実を言うと今までお花見をしたことなかった。
こうしてまじまじと桜を見るのは始めてかもしれない。
雨の日は雨に濡れた桜の他にも
山にいるので靄が出ており
そうした中を歩いてお花見というのは
まさに今日しか味わえない感覚。
眺め最高と書かれた看板がある
イチオシの展望台といったところか
しかし、靄、霧で隠されて遠くの眺めは見えない。
神秘的な雰囲気と桜雨を体感できるけど
景色はトレードオフだった。
ある小屋に入ると、人形が並んでいた
雛人形から社交ダンス風の人形など様々
これってもしかして供養人形?
少し、雰囲気が違うのでそれ以上足を踏み出せず
お辞儀だけして出た。
そしてそれは正解だった。
土足厳禁とあったのだ。
外で脱ぐのか、中で脱ぐのかわからないけれど
まだ入ったところはマットがあり
場合によってはそこで脱ぐ可能性もある。
そう願いたい。
つまり、あのまま足を踏み入れていたら
土足厳禁のところを歩くことになっていた。
アブナイアブナイ
巡れる場所を巡る。
歩ける場所はだいたい歩いた。
流石にそろそろ帰るか…と帰っていたら
本殿横あたりで、えらく視界がクリアになったなと
そう、晴れ間が出てきたのである。
このタイミングならもしかしてと展望スポットへ向かう
すると靄や霧に覆われていた山々から
遠くを見渡せる神秘的な光景を目にすることができた。
先程は何も見えなかったのを知っているだけあって
まさに奇跡的なタイミングだと思った。
自分の前を車で行っていた老夫婦や
土砂降りの時にやってきていた若いカップル
彼らが見逃した光景。
あの景色を享受できたのはあの日自分だけだっただろう。
彼らはせっかく来たのに雨で景色も見れなかったと思うだろうか
なぜなら長居していた形跡がない。
確かに敷地は広く、そうそう巡り合わないかもしれないが
3時間滞在していて全然人に合わないのだ。
本当に老夫婦とカップルくらい。
果たして彼らは1時間すらいたか謎である。
自分は割と晴れ男の方だと思う。
確かに雨の日にやってきたけれど
こうして晴れ間に出会えたのは加護があるのかも。
そろそろ帰るかなーと4時前くらい
駐車場には誘導員がいない、勝手に帰っていいのかと
下っていたらカブで誘導員が登ってきていた
そしてすぐトランシーバーで連絡。
なんと、ちょうどこれから登ろうとする車が待っていた
鉢合わせしなくて良かった~ギリギリ
そして、待機場で待つ
本来は下の待機場と上の待機場そして頂上駐車場
この3つで連携を取って、山の上り下りと
駐車場に続く道で鉢合わせしないようにしてるんだろうけど
自分が帰る時は頂上駐車場に誘導員が
たまたまいなかったという。
自分が帰る時に登ってきたのは2台
確かにこれからはもう雨は降らないし
近隣住民にはちょうどいいタイミングなのかもしれない。
それでも普段よりは少ないかもね。
拝観料1000円は維持費ということだけど
最低でも誘導員は4人配置されていた
予想よりも多くいたので
1000円で足りるのかな?という印象
週末いっぱい花見客が来てるならいけるんだろうけど…
山を降りてある神社へ
そこの駐車場で荷物の整理
カバンが雨に濡れたので中もしっとりしていた
機材を入れたポーチが濡れて
乾かさないといけないと思ったので
中にあったのを全部出した。
この時の選択を誤った。
なぜならSDカード入りケースが見当たらなくなった。
この時点では確かに存在していたけれど
最後に見たのはこの時かもしれない。
気付いたのは翌日であった。
運悪く外に落としていない限りは
8割9割車内にあると思う。
pocket3を買っての半年を記録した
256GBと128GBのSDカード入りケース
紛失するには物もそうだけど
旅の記録が重要すぎる。
こうした事態に直面した時
果たして不幸だと思うか否か
確かに困った事態ではあるけれど
これは俺の不注意が引き起こしたこと
なので次に似たような場面があった時
どうするかを考えた
やはり中身をカゴなどに纏めるべきだった
助手席は車中泊用のマットがあり
その素材のせいでプラスチックは滑りやすい
中身を出すならカゴに入れるべきだったと反省
つまり次に似たような場面に会った時は
散らばせるよりカゴに入れるというのを学んだ。
転んで嘆くだけでは人間進歩しない
学んで次に繋げていく。
お花見2days
お花見2日目
本来は1日でこちらも来ようと思ったのだが
初日は10時半過ぎ出発、1時過ぎ目的地到着
そこから神社に行ったりして帰宅が夜7時
その夜に雨が降らなければ
夜にでもお花見に行こうと思ったのだが(ライトアップされる場所なので)
流石に夜は雨予報なので辞めておいた。
2日目、午前中は別件を済ませて
14時半くらいだったかな?目的地に出発。
まずは明王寺へ向かう。
道の駅も平日だというのに車でいっぱい
道の駅にも桜があるのでお花見に良いのだろう。
明王寺近くの公民館で掃除をしている女性に
明王寺の駐車場について聞く。
どうやら廃校となった小学校のグラウンドに置いていいらしい
しかしだいぶ散ってしまっているとのこと。
せっかくなので向かう。
グラウンドは昨日の雨でぐしょぐしょ
とはいえ自分が小学校の時のグラウンドよりはマシだったかな
とはいえタイヤ周りはドロドロになる。
駐車して明王寺に向かう。
途中で水戸黄門風の人形が設置されていた。
水戸黄門だとわかるデキ
電柱の陰には風車を持った人形
間違いなく風車の弥七である。
そこから徒歩数分、目的の明王寺に到着
確かにもう満開を過ぎて散り際
一部は完全に青葉で緑化している。
こうした巡りなのは仕方なし。
お寺の中を通って外に出る。
帰りはふなと断層という個人スポットへ
桜の種類に詳しくはないが、白っぽい花がソメイヨシノだとわかる。
ふなと断層ではそれが見られた。
まだ桜が咲いてはいたが、ここも見頃のピークを少し過ぎている。
ふなと断層を通って小学校の裏手に出た。
トイレに行きたかったので探すと
小学校あるあるというか、校内以外にも校庭脇と
体育館横にトイレがあった。
近場の校庭の端のトイレを使う。
こういう男女共用トイレを使うと
小学校ってこういうの多かったなと思う。
仮に自分が女子だと使いたくないというか
校内の男女別のトイレを使うだろう。
男女別であっても男子の小便器は入口から丸見えとか
男子が用を足してるのが廊下から見えるトイレもあったな
中でいじめがあっても外からすぐ発覚できるのは利点だろうけど
もし昔の学校が改装されるとしたら
そうしたトイレから改築されるだろうな。
せっかくなので校庭を歩いて
下の焼却炉のある場所へ
上のグラウンドと下の校庭って感じかな…
下の校庭には桜が植えられていて
花弁は欠けているがまだ咲いていると言って良い状態だった
しかし、花の命短しとはよく言ったもの
見頃から3~4日でもう散り際なんだもの
とはいえ来た介があった。
水戸黄門の人形たち、そして小学校を歩く懐かし体験
ありがとう明王寺。
そこからゆうかの里へ向かう。
どうやら迂回ルートを逆走してしまったようだ。
もう夕方で帰宅する車と出会ってしまった。
しかし、後退して道を譲れたので助かった。
ゆうかの里が近くなると、これまた誘導員がいた。
出入りの激しくなる通路で交互交通をしている。
ゆうかの里の駐車場は車が多かった。
みんな花見に来すぎだろと。
平日の夕方過ぎでこれだから。
ゆうかの里を見回る。
ここで一つミスを犯していた。
車から降りて、pocket3の録画を開始すると
スローモードになってたの気付かなかった。
気付いたのは1周して帰るか…と思ってからである。
スローモードになっていたのを気付き
せっかくなのでもう一回行くかと再び
ここで1周目に行かなかったルートを選ぶ
整えられていない道を行くと行き止まりだった。
うーん、ちょっと登れそうかなと
登るのを試みたら、雨で濡れた土が崩れ
そのままズシャーとなってしまった。
上着とズボンが土で汚れた。
さて、これであなたは最悪だと思うだろうか?
これもSDカード紛失と同じで
完全に俺の不注意によるものである。
最悪だと何だと言っても、汚れた事実は変わらない。
ならば次に似たような状況になった時に
どうすれば良いかを学ぶ。
すなわち、進むべき道がなくなっていたら
山道では引き返すのが鉄則ということ。
ずり落ちて服が汚れたのは
できれば避けたかったことではあるが最悪ではない
もし後ろに倒れていたら
もっと滑り落ちていたかもしれないし
最悪変に打ってたかもしれない。
身体は無事でも高価なpocket3が壊れていた可能性もある
そう考えると、服が汚れたくらいは
大難が小難に済んで良かったと思える。
もちろん無難が一番だが
避けられなかったのならば
大難が小難で通れることは幸運だったと言える。
服が汚れてからも巡る。
そして18時が来てしまった。
展望台から降りると封鎖されて出れん。
しかたなく柵に足をかけて乗り越える。
が、ここでスニーカーについたドロのせいか
乗り越えようとして滑って
柵に胸というかお腹というか強打してしまった。
ぐふっという声が自然に漏れるとは思わなかった。
ぶつけた弾みでメガネが地面に落ちる。
気を取り直して改めて柵を超えてメガネを拾う。
かなりのダメージである。
さて、ここでこの出来事を不幸だと思うだろうか?
これも完全に俺の不注意である。
前日履いていたレイキャビクは
まだそこに溝があるタイプだった。
しかし、2日目に履き替えたスニーカーは
ただでさえスリップしやすいのに
溝はすり減っていた。
つまりグリップ力はかなりない状態だった。
少し湿っていても、まだレイキャビクを履くべきだった。
雨の次の日のぬかるみを舐めてた。
というか防水でグリップ力ある靴欲しい
これから梅雨のシーズンにお出かけすることもあるだろうし
大難が小難になったこととして
メガネに異常がなかったことかな。
傷とかもついてないし良かった。
あとは右手に持っていたpocket3も落としたりしてないし
腹部を強打したことと、滑った足を打ったこと
柵を掴んでいた左手に負荷がかかって
左肩を少し痛めたこと以外は問題なし。
これも避けられなかった難であるならば
考えられる中で小難で済んで良かったと思える。
この日、本来はライトアップまでいようと思ったが
もう気力体力ともに白旗だった。
お腹を打ったことでトイレに行きたくなった。
最初は胸と思ったけど、お腹痛くなったということは
大腸が刺激されたということだろう。
本来はライトアップ見て、帰りは遅くまでやっている
マイカリー食堂でカレーを食べようと思ったけれど
予定変更して家に帰ることに。
SDカードケースはもしかして家にあるかもと
探してみたが見当たらず。
となると、やはり残された可能性は車内。
流石にどこかに落としてきたというのは避けたい。
しかし、見つからないことも考える。
その時はSDカードが身代わりにならないと
いけないことがあったんだと捉えようと思った。
有料の良さ
八百万神の御殿は拝観料1000円必要かつ
市内から離れており悪路の山道を登る
ゆうかの里は無料でまだ市内から近い
雨だったことを考慮しても、落ち着けるのは
八百万神の御殿だろうと思う。
それくらい1000円の壁はあるはず。
俺がお花見に行く、1000円と家族に言うと
1000円もいるの!?って反応だった。
それくらい一般人はお花見=無料みたいなとこある
俺はむしろこの1000円が落ち着きにつながっていると思う
ゆうかの里は雨じゃなかったこともあるだろうけど
車が多かった。
これは無料だからというのは大いにあると思う。
ゆうかの里も交互通行の誘導員配置してるから
本来は金を取っても良さそうだが…
維持費の募金箱を設置しているだけだった。
正直、募金よりも1人1000円でも500円でも
取った方が維持費稼ぎやすいと思う。
お花見に来る人たちは飲食をするためのお花見じゃないから
花を愛でる人たちだからトラブルは少ないと思う。
酔って枝を折るとかそういう心配はなさそう。
でも、たった1000円で快適さが手に入るなら
俺は有料の施設を選ぶカナー
財布に今9000円しか入ってないけれど
お金を払う意味ってのは大事にしたい。
単なる拝観料ではなく、落ち着いて見える権利と考えると
あの1000円で3時間ゆっくり1人だけの空間で見られたことは
とても価値ある1000円の時間だった。
正直、有料のお花見スポットもっと増えて良いんじゃねというくらい
なんというか感覚が研ぎ澄まされてきてるのがわかる
えっ、お花見に1000円もいるの!?って思う一般の感覚から離れてることが喜ばしい。
後日談
今までの人生でお花見というイベントがなかったが
こうして2日で名所を巡るという機会を得たのは
やはりディスコで出会った人の影響が大きい。
それまでは俺も省エネインドア派で
休みの日に家から出るなんて…というタイプ
家にいた方がトラブルも少なく安全だと思っていた。
しかし、彼のように海外や国内を行っているのを見ると
良いなと思うようになった。
そして県外や海外は厳しくても
足元の身近なスポットから巡ろうじゃないかと
色々と出かけるようになった。
つまりディスコで彼と出会わなければ
俺は今も休日引きこもりだっただろう。
当初はお出かけは有給取れた週だったが
今は有給のない週で普通の週休の日にも出かけたりする。
昔は出かけたら疲れるだろうから
有給で休養日いるよねと思っていたが
出かけたら疲れるというのも思い込みにすぎず
今では出かけて疲れたということはない。
そんな彼も去年末からまったく音沙汰がなくなった。
Steamでログイン確認はしているので
何か事故があったとかではなく安心だが
彼は俺にとっておでかけの師のような存在
そして飼っているうさぎを通じて
うさぎの可愛さを教えてくれた。
万が一のこととして、ペットロスの可能性も考えてる
人生の半分近くを共にした可愛いうさぎの身に何かが…
いつかこのうさぎちゃんに会いたかったが…うーん
彼は俺にとってメンターの1人と言える。
その考え方、感性は参考になる点がいっぱいあった。
彼の存在なくして、自分は今のようにお出かけしていただろうか?
ちょっとそうなったとは考えにくい。
そして何よりうさぎの可愛さを教えてくれた。
今では俺のインスタにうさぎの動画がおすすめされてくる。
まさかこんなに自分がうさぎを可愛いと思うなんてね。
犬や猫を飼いたいと思ったことがあるが
今はうさぎも飼いたいかもしれない。
ただ、スペースとお金を考えると現実的ではないが
ペットを買うのは命の責任があるし
暑い日も寒い日も快適な環境を提供し続けられないので
今のところは動画で楽しむ夢の一つである。
ここ1~2年で県内のスポットは割と巡れた。
まだまだ県内でも行けてないところは多いけどね。
だから今月は最低でも県内の旬のポイントに行く。
近隣の県でも未踏の地は多いし
狭いと思っていた自分の世界にも
まだまだ世界は広いと思うようになった。
これからも事故、怪我なく
大難は小難、小難は無難に通れるように
人生を楽しむ為に、色々なモノコトを見てみたい。
そしてSDカードは見つかった。
車内で同じケースをもしも滑り落ちていたらでテスト
わざと落とすとシートベルトのとこの空間に吸い込まれた。
ふむー、このパターンで落ちたとすると
この下が怪しいとシートベルト下を見ると
SDカードケースがあった!
良かった、車内にあってよかった。
無事に見つかったこと天に感謝します。
そして今回の経験は次に活かす。
もうマットの上に荷物を広げない。
出す場合はカゴに入れる。
山道で道がなくなってたら登らない、引き返す。
滑りやすいスニーカーの時は気をつける等
SDカードが見当たらなくなったり
服が汚れたり、腹部強打したり
人によっては散々だと思うかもしれない。
それでも俺は一瞬の晴れ間に出会えた絶景や
水も滴る桜の美しさ
枝垂れ桜の森の優美さなど
素晴らしい思い出の方を大事にしたい。
そして何よりSDカードケースが見つかったので
ハッピーエンドと言える。
学び多き休日でした。
今月は渦潮も見頃だろうし行こうかなぁ…
しかし、一番の問題は今財布に9000円しかないことである
今月の昼食代とかを考えたら心もとない
暑くなってきたから服もシャツも買わないとだし
もうネックタートルは着れないし
昨日フランネルシャツも暑かったし
ブラッシュドツイルもフランネルと合わせて汗かいた。
長袖の普通のシャツが必要。
そう考えると残金9000円では…
そもそも今月の昼食代だけで3000円は欲しい。
となると残金6000円。
うーん、渦潮見るくらいならいけるか。
冷蔵庫の買い置きもあるから
今月はスーパーで買わなくていいかもだし
後は服である。
こればかりはお金を降ろさないと厳しいな。
とはいえ出かけるなら春用に欲しい。
冬用は揃ってるけど、春夏はまだ
思えば服を買い出したの去年からだしな…
一昨年はまだワークマンでジャージみたいなのでも平気だった。
今は普段の休日でもキレいめの服装してる。
去年はタートルネックばかり買いすぎたから
普通のクルーネックも秋冬欲しいけど
今は春夏用を買い揃えないとな…
来週はゆっくりして、再来週は渦潮を見に行こう。
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