紅葉を見に行くかと思い立って
かずら橋に行くことにした。
しかし行くぞと思ったのはもう12時過ぎていたので
時間的に祖谷のかずら橋か奥祖谷二重かずら橋のどちらかしか行けない。
調べてみると奥祖谷の二重かずら橋は12月から3月は休業するみたいで
祖谷のかずら橋は年中やっているなら
今回は奥祖谷に行こうとなった。
家からナビを使うとまず祖谷経由で奥祖谷のルートになるが
脇町からナビを使うと最短の山越えを提示された。
これはトヨタのムーブリンクでも同様だった。
どうやら剣山スキー場に行くようなルートだ。
まだ一台しか通れないような道は以前の山越えと違って多くはなく(少ないわけでもないが
平日の昼過ぎというのもあって対向車は10台もなかった。
それでも何台か山を降りてきたのは恐らく剣山などから下山する車たちだろう。
途中でスキー場が見えるが、せっかくだから写真でも撮っておけばよかったかな。
どうやら日祝は無料で利用できるスキー場らしい。
検索すると去年子供と遊んでいる人のブログも見つけられた。
有料じゃないのは人件費削減で
リフトも稼働してないから人力で登って滑る感じらしい。
起債は完済しているようだが
国定公園内にあるため廃業するには、山林への原状回復が必要で
原状回復するよりも無料開放の形でまだ存続しているらしい。
道中チェーンを付けるのを促す看板があり
ここチェーン装着ポイントですよという場所もいくつかあった。
もし冬にここまで来るとしたらスタッドレスだけではなく
チェーンも一緒じゃないと山の傾斜は厳しいかもしれんな
やはり雪のない時に行って良かったと言える。
スキー場あたりからちょっとお腹が痛くなってきた。
奥祖谷かずら橋まで行けばトイレはあるはずだが
まだまだ時間が掛かる。
そこで運良く剣山のリフト乗り場が近くにあった。
しかしそこの公衆トイレは閉まっていて
横に備え付けられた仮設トイレしかなかった。
まぁ、贅沢は言えないのでそこを利用したのだが
なんと紙がなかった!芯もないので使い切ったわけでもなく
単に用意されてないか盗られたかのどちらかだろう。
ポケットティッシュを持ち歩いていなければ危なかった。
これほどポケットティッシュを用意していて良かったと思うことはない。
時間があればリフトに乗ってみたかったけど
今回は当初の目的である奥祖谷二重かずら橋を優先する。
そこからしばらく進んで奥祖谷二重かずら橋に到着した。
観光客は2組いた。
若いと思われる男女の4人くらいのグループ
あとは夫婦かカップルの外国人ぽいグループ
時間的にも自分が最後ぽかったのでまぁゆっくりできた。
秘境感があり、2重ということでかずら橋が2つある
ワイヤーがあるが橋の隙間はあるので
思っているよりもテクテク進めなかった(動画撮りながらというのもあるが
秋の格好をしていたが、車に乗せてるコートを羽織った。
山ということもあり肌寒くコートがあってよかった。
紅葉は残念ながら見頃を終えていた。
落葉と枯れ木が大半。
遅れている紅葉が入り口に1つくらいか。
もっと紅葉情報をチェックしておくべきだったな
お天気アプリに紅葉欄があることに気付く
やはり落葉マークの地域だった。
ここに来る前に見た見事な紅葉を写真に撮っておくべきだった。
まだ平野部では落葉に至っていない見頃な紅葉があったのに。
二重かずら橋の探索を終えてもう帰るかと思ったが
ここから西にかかし村があるようなので
せっかくなので行ったれと決行。
もう日が傾いてきていた。
東側から入って余りかかしを見かけなかったので
村からすぐの三嶺登山口に車を止めて
トイレと車の内部にくもり防止を塗る
前は車のガラスが温度差でくもって大変だったから。
そういうしているうちにもう日が暮れた。
せっかくだから、このまま西にあるかずら橋に行くことに。
三嶺登山口から西に行くとかかしが増えてきた。
工房あたりには特に多い。
なんてことだ、もっと明るいうちに来るべきだった。
もう暗くなってきて、とてもじゃないが写真も綺麗にとれない。
後で調べるとどうやら元小学校の体育館にもいっぱいあるらしい。
正直、もうこんな遠いところに二度と来ないだろうなと思ったが
父親は奥祖谷の二重かずら橋に行ったことがないというし
いずれまた来たい。道は狭いしあんまり来たくないのが本音だけど。
今度は父親を連れて来るのも悪くないな。
二重かずら橋は冬季休業だから来年父と一緒に来てみよう。
その時は明るい時間のかかし村も見て回りたい。
日が暮れたかかし村から西に向かって
道中で野良ウサギと野良たぬき(多分)を見た。
ウサギはぴょんぴょんと道路を走って最後は山に登って中へ
たぬきは道路を横切って行った。
西祖谷のかずら橋に到着したのは6時半くらい。
もう店も閉まって駐車場にも誰もいない。
どうやら無人駐車場のお金入れに駐車料金を入れるらしい。
日中なら有人でやってるのだろうが。
ひとまず止める駐車場を決めてかずら橋まで歩く。
ライトアップされた姿を撮ってはみた。
もう営業終了しているので渡れないが
人が居ないので周辺を歩き回ってみる。
ライトアップの橋を見られる石橋には
物怖じしない猫が一匹。
こちらが近づいても撮影していても逃げなかった。
かずら橋を見ていて目を離してたらいなくなってたけど。
西のかずら橋はTHE観光地って感じだった。
駐車場も多いしお店もいくつかある。
しかし自然の中にあるかずら橋というよりは
観光地のスポットって感じだった。
先に二重かずら橋を見ていたから余計に。
あっちは本当に秘境の中の橋って感じだったから。
西のかずら橋はそこに至るまで二車線の道路も多く
一部一車線のところはあるが
それでもだいぶ道が整備されている印象だった。
もしもどちらかのかずら橋しか見る時間がないというのなら
迷わず二重かずら橋を薦める。
確かにかずら橋よりも遠く道は対向できるほど広くないが
それでもせっかく山奥まで行っているのなら
二重を見て終えるのが良い。
行くのは大変で帰るのも時間かかるが。
正直、高松までの距離と徳島への距離
徳島の方が2倍くらい遠いじゃんって距離看板あった。
スキー場ルートから入って急な山道だったけれども
先に二重かずら橋に行って正解だったなと思った。
逆に休業がないとはいえ
西のかずら橋だけを目的に行くことはないかなと思う。
そこまで行くならかかし村を目指して、二重かずら橋を目的にする。
まだ春先とかは山に雪が残ってそうだからなー
雪解けした頃に父を誘おう。
5月とか?そのへん?
帰りは夜道を走りながら夕食のお店を探す。
ほとんどお店がないのと閉店しているところばかり。
道中でイタリアンぽいお店を見かけたが素通りしてしまった。
今思えば地図でもどれかわからん。
左手は川沿いなのでお店もなくだいたい右折になる。
道沿いにめぼしいチェーン店すらなく
仮にあっても日常生活の範囲で食べられるチェーン店は損した気分。
どうせならローカルなお店に行きたい。
しかし何もなくこりゃどこもないかと目に飛び込んできたのは
アメリカンステーションというアメリカンなお店。
駐車場に入ってGoogleMAPを見てみると
レストランだったのと、もうそこを逃すとなさそうなので決めた。
店内に入るとアメリカンな内装が面白い。
名前からしてこれはきっと店主の趣味なのだろう。
こうしたコンセプトレストランは来て良かった。
メニューを見て色々考えたが
とり天丼を注文した。
アメリカンステーションまで来てとり天丼…
自分でもなぜという感じである。
ハンバーグも気になったけど、とり天丼が1050円でお財布に程よかった…
とり天丼に肉じゃがの小物とうどんが付いてきて
これで1050円ならめちゃめちゃ良い。
とり天も美味しかったし。
先客は自分が座った奥の席にいたが
どうやら全員同じグループだったようだ。
駐車場の4台くらいこのグループだった。
店の雰囲気も良いし、次来た時はハンバーグかカレーを食べよう。
こうした特徴的なローカルなお店に来れて良かった。
そしてそのまま帰路へ。
日曜日にガソリン満タンを入れたのに
1週間後の日曜日にはもうガソリン半分以下になっていた。
長距離移動したのが目に見えてる。
とはいえ、行ける時に色々行っておきたいね。
江戸時代の旅行の記事を読んだけど
移動には手形が必要だから気軽に旅行できなかった。
参拝目的なら手形を発行簡単にしてくれたが
宿泊費とかで旅費が掛かるから
庶民にとって旅行は一生に一度くらいの
大イベントだったらしい。
それを考えると、今の我々は移動の自由があると思える。
それも人々を監視すると世界の変な集団が
横槍を入れてこなければだが。
少なくとも今は自由に長距離移動ができる。
今はマスクもせずに行動しても咎められることもない。
いずれまた次のプ…パンデミックがあったら
人々は旅行者に対して良い感情を抱かなくなるだろう
そして再度マスクを強制されることになりかねない。
なので今の制限のない自由さは貴重に思える。
これから冬になる。
雪が降らなければまたあちこち行きたいな。
暑さと違って南の寒さなら車中泊できるから。
小豆島と淡路島をこの冬は見て回るか
12月は車多いだろうし1月は有給取れないから
2月3月に…と思ったが、将来の情勢はわからない。
12月は有給取れてるんだから
12月車多そうだなぁって思わず12月もお出かけするか。
うーん、どこが良いかな
ここ数日どこ行くか探しておこう。
山は凍結とか心配だから平野部にしよ
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