高知から戻ってきた翌日
映画館に向かった。
そう、ウマ娘の劇場版、新時代の扉を見に行った。
映画は8年前にアイカツスターズを見たくらいである。
8年前と違ってチケット購入も機械がやってる
入場する時のチケットにバーコードがあって
それを読み取るのだが
端っこにあってそれを読ませるのを知らなくて手間取った
正直言うと映画なんて人生でも
数えるほどしか見たことない
回数は片手で足りるだろう。
映画館で見て思ったことがある
まずは音響
家のしょぼいスピーカーよりも音響がいい
第二に大画面
やはりビッグな画面はいいね
そして重要なのが集中できる
映画館ではスマホを触りながら見るのはマナー違反
故にみんな映画だけに集中する空間になっている
だから映画をしっかり見ることができる
これは最大の利点だと思う。
映画の内容はすごくよかった。
アイテム付きムビチケを買ったのと
たまたま有給だったので見に行ったが
見てよかったと思う出来栄えだった。
ウマ娘ってリアルな人馬のドラマが元にあるから
こうした作品に落とし込んでも良い作品になる
タキオンも公開前は表情が変という話ばかりだったが
映画ではまさに第二の主人公というほど
良いポジションを貰えていた。
映画を見てタキオンとフジキセキに
魅せられない人はいないだろう。
Twitterの感想を見てもウマ娘やっていないが
映画を見たという人が幾人かいて
タキオン推しになってた。
フジキセキはおっp…勝負服に目を奪われる
それだけでなく映画ではポッケを導く良い役をもらえた。
アプリだけではイケジョの寮長というイメージしかなかったが
映画でフジキセキというウマ娘としての魅力が深まったと思う。
4戦4勝引退、フジキセキとタキオンの似た経歴
フジキセキがジャングルポケットに託したダービー
リアルでもこうした師弟の繋がりがあったようだ。
そこからこうしてウマ娘に落とし込むなんて
シナリオを考える人たちも
史実をリスペクトしていないとできない芸当だと思う。
ところどころに差し込まれるカットに
映画で喋らないウマ娘たちも多数登場していて
それを見つけるのも映画の楽しみの一つだった。
レースを走るトプロとオペラオーと違い
アヤベさんは走らないが
特典のSSの主役となり
映画本編ではカレンチャンと漫才のようなボケ役になっていた。
ふわふわの化身ここに極まれり
映画はまた見に行きたい。
特典が切り替わったら行こうかな。
グッズは主要メンバー4人のステッカーと
パンフレットと変なメダルを購入した
値段は3300円。
そして高知から帰った時の残金は3200円
レジで100円足りないという恥ずかしい思いをした。
脳内で計算して3200円ちょうどの予定だったの
グッズは税込み価格なのに
パンフレットの1000円だけ税抜きだった
そのパンフレットの消費税100円が狂ったのである。
すぐお金もってきますと
近くのコンビニに行ってお金を降ろした
高知でご飯を食べていたなら
映画に行く前にお金を降ろしていただろう。
さすがにグッズ買うにしても
3200円あればと思ったが
ステッカー4枚欲しくなっちゃって。
あと変なメダルも記念に。
こういうのはライブ感なんだよ
冷静に考えたらメダルとかどうするんだってなるけど
記念品なんだからライブ感で買う。
グッズの売上にも貢献、そういうものでしょ。
しかし、最近は貯金できてない。
そして来月は車検でわずかな貯金もなくなる。
かといってお金を貯めてつまらない人生もお断り
旅行に行くとお金は減るが
そういう思い出を獲得していきたい。
20代なんて思い返せることなんてほとんどない
唯一、京都に行ったのをわずかな断片で覚えてる。
これも行ったからこそ記憶にあるのだ。
数年前から俺は行動範囲を増やした。
あそこに行った、ここに行ったという場所が増えた。
県外の人と話す時も
自分の県にはこういうのありますよと話せるだろう。
今まではいや~何もないところですよって
自分が知らないだけなのに
住んでる県には何もないって人に言うしかなかった
でも自分で行って見た経験は
こういう所もあったんだと発見になる
貯金はぜんぜんなのだが
それでも俺はこれから色々な所に行きたいし
お土産買ったり映画見たらグッズ買ったりしたい
20代みたいに振り返っても何もねぇな
という思い出だけにしないように。
20代はネトゲばかりやってたなぁ
休みの日に出かけるなんて面倒とか
疲れるだけではと思ってたし
今は寝不足で高知に車中泊1泊2日して
翌日映画見に行っても全然疲れていない。
むしろ充実した日を過ごせたと思っている。
気力もそうだけど、食べ物も変わったからだと思う。
もう2年はインスタントや冷凍を買っていない。
30代も残り1年だが
ここ2年ほどで思い返せるポイントが増えた。
前半は出張で県外に行ったとか
大阪に放談会に行ってバス乗りそびれて
帰路のチケット余分に買い足した思い出がある
ただ、それも出張は受動的だし
能動的なのは放談会くらいだが
これも現状から逃れたいヒントが欲しい一心でしかなかった
今はお出かけで自分の感受性を育てたい思い
それが昔の自分と、今の自分の違いだと思う。
コメント