FGOの秦章3をクリアした
昨日はもう最後まで読み切るぞってしたから
寝たのが朝の5時前になってしまった。
物語というのはいつの世も賛否両論あるけれど
俺は好きな物語だったな
昨今のAIやAIの問題に触れていると
いつかこういう世の中になるかもなというか
労働はAIがやって人間は労働から開放される
ある意味で今のところ実現は難しいが
思い描く理想のAI世界だと俺は考える
ムーンドバイは人類が滅んでしまったため
元となる人間を情報としてサーバーにバックアップし
フレームにインストールすれば活動できるという
ある意味で人間の不老不死が実現した世界
AIとなったことで本来人が持つ醜い感情もなくなってる感
ムーンドバイでは新人類もAIも
悪人という悪人はいなかったように思う。
映画などではAIが人類に牙を剥くとか
暴走するとかあるけど
徹底的にAIは人類に寄り添ってくれるパートナーだった
人とAIが共存する未来で
こうした関係が望ましいと思えるほどに
しかしRPGなので平和な日常では話が進まない
それが秦章3としてのお話になっていくのですが
BBとかの時点でAIを書いてきたわけだし
きのこ氏の中ではAIというのは
馴染の世界観だったかもしれない
ただ、世の中に生成AIが普通に使えるようになり
それに伴う問題も顕在化してきた
そうしたことを受けて考えられたのが
今回の物語なんじゃないかなと思う
創作界隈では生成AIは親の仇のように嫌われている
ライターであるきのこ氏にとっても
生成AIがシナリオを書いてしまうと競合相手になるが
このシナリオからはAI憎しは感じられなかった
むしろAIには人類の良きパートナーであってほしいと
そうした願いが俺には感じられたのであった。
AIそのものを敵視するのではなく
AIをパートナーにできないかを考える
そうした視点が必要になってくるだろう
特に創作界隈で生成AIが嫌われているのは
業界素人がAIで乗り込んで来てる面もあると思う
そこで業界にいる人達がAIを敵視してしまうと
プロがAIを良い方向で活用していくという
そうしたサポート道具としての道は開かれないままになる
少なくとも今は業界の人が少しでもAIに触れようものなら
バッシングされるし、他の作品もAIじゃないかと疑われる可能性もあり自殺行為
だからこの分野で人とAIが真に良いパートナーになるのは少し遠そうだ。
正直、俺もAIには生成よりもパートナー分野を望んでいる
夜ふかししてしまう時に
寝るように優しく声をかけてほしい
秦章3を読んで思ったことは
この話はAIには書けないだろうなということ
もちろん学習させれば可能かもしれないが
各キャラの繋がりとか
そういうの色々と考えてたら
キャラクターの積み重ねをしていくストーリーは
作者でないと上手く活かせないと思う。
特に固有の現象や設定を活かすとかだとね
生成AIのイラストにしても
綺麗に整った絵でもストーリー性が感じられないから
あっAIだなってわかる
結局AIも出力する人の言語化できない何かが
出力するときに込められてないと
はいはいAIAIって感じになる。
本当に人の心を動かすものとか
人の心に残るものってのは
今のところAIには生み出せないと俺は思う
AIでそれができたとしたら
表現したい道具としてAIを使っただけで
作者がしっかりと魂を持ってるケースだと思う
少なくともAIで副業稼ぐみたいなカスでは
そうした魂が籠もった作品は生み出せないだろう
贋作絵師のギィリブも
技術よりも絵に魂を込めることこそが
贋作づくりで一番難しいと言っていた。
魂が込められてなければ贋作は本物になれない
どれだけ精巧な贋作であったとしても
非言語の領域で人はそうした物を感じ取る
人はAIが生成した絵画より
人間が描いたものを直感的に好むという実験が何かあった
このデータ化できない直感こそが
AIと人間との明確な差になるだろう
これからAIは人間に近づき人格を持つと
人間を不要とSFみたいに考えるかもしれないし
パートナーではなく軍事利用されて脅威になるかもしれない
世界を見ていると決して明るい未来ばかりではないが
AIはどんな時でも人類の良きパートナーだったという
ゲームの中でくらいは
そうした理想のAIとの共存があってもいいよね
現実もそうしたAIの良き未来を頼む。
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