先日フィリピンへ旅行に行ってた人が帰国した。
お土産話を1日目から聞かせてくれた。
なんて律儀な人なんだ。
とても嬉しい体験だった。
俺は今まで海外旅行に行ったことがない。
旅行に行くにしても日本国内でも
まだ行った事がない場所ばかりだしと思っていた
しかし、彼のフィリピンの旅を聞いて
一度は海外旅行を経験したいと思えた。
もちろん彼が1人でフィリピンを満喫できたのも
以前住んでいて馴染があるというのもあるし
英語ができるからコミュニケーションができるのもある
俺が1人行った所で何もできないだろう
なので今回の旅行話は擬似的に
外国旅行ができるいい機会だった。
セブ島に向かう途中で信号待ちで止まっている車に
水を売りに来るおじさんを撮って送ってくれた
商魂たくましいというか
何かを売ればお金になるを見た気がする
もちろん、その場にテリトリーとかあるだろうから
新参が水売りに参戦はできないだろうけど
信号待ちのドライバーをお客さんにするアイデア
お店ならお客さんが来るのを待たないといけない
でも信号待ちならお客はどんどん流れてくる
よく考えられているなと思った
小銭でも塵も積もれば山となる
彼はショッピングモールで旅の準備をしたらしい
そこでiphone15も買ったとか
日本から手ぶらで行って、現地調達とは
ある程度旅慣れた者の振る舞い
そして夜景が綺麗なレストランで夕食の写真
お高そうだ…ピザとかも雰囲気代入ってそう
そして泊まったのは安いホステルらしい
彼は交流をするタイプだから
ホステルはバックパッカーの欧米人と会話できるらしい
二日目はセブ市内を観光
バンの後ろをバスのように改造した乗り物に乗ってる
エアコンはなさそうだけど
大型免許が必要な大型バスと違って
これなら普通免許でも運行できそう
背が高いと天井に当たるらしいが
こうした乗り物は日本では見ないから珍しい
そして彼は有名な市場へ
市場も活気があるね
彼は朝食を食べにカレンデリアという大衆食堂へ
フィリピンに行く人なら知ってるかもだけど
俺は全然知らなかったから新鮮。
マゼランクロスやサントニーニョ教会は
観光地なだけあって現地感ある市場より観光地感ある
教会って行ったことないけど写真からでもわかる荘厳さ
港では盲目のおじさんが歌っていて
いい雰囲気だったから寄付したという
こういうのも場所が大事だよね
観光客がこれからリゾート地に向けて出港するぞって時は
いい気分というかテンションが上がってるに違いない
そんな時に歌を歌う人がいたら
その場のノリで寄付しても不思議ではない。
これもポジション選びが秀逸だと思った。
リゾート地では日本で見かけないタトゥー屋とか
パイプを売ってるお店の写真があった
しかし、彼は1人でリゾート地にいてもつまらないと
マングローブを歩く
思えばこうした所を歩く経験はないかも
二日目のホステルは彼が2年前も利用したところ
その時は台風やコロナの影響でホステルが閉店してて
でもオーナーと仲良くなっていたホステルらしい
三日目はダイビングからスタート
お昼は2年前の友達と鶏の丸焼きを食べたという
友達おおいな~すごい
リゾート地からセブ市へ移動
バイクをレンタルして南へ
途中のレストランでシシグを食べる。
何やらスダチのようなものを搾ってかけている
疑問に思ったから、それはカラマンシーという柑橘類だった
シシグもカラマンシーも初耳だった
今までフィリピンを知らなさすぎた。
こうして知る事ができたのも彼が伝えてくれたから
この日は23時にホステル着で
4日目は街の散策から
2年前は入らなかった観光客用のレストランへ
海が見えるレストラン
そこでおばさんが採れたてのウニを売りに来たという
売り物があって売れればお金になる
こうして営業をかけるのはすごいなと思う
観光客がナマモノを買ってどうするんだろうという気はあるが
レストランの関係者なんだろうか?
まぁ、ウニは生でも食べるっぽいし
レストランの付け合せにどう?ってことなのかなぁ
何にせよ買ってもらったらお金になるわけだ
稼ぐために売るというのは理にかなってる
ご飯を食べてから観光客の少ないビーチへ
そして山登り開始
この山はiphone買った時に教えてもらったらしい
聞かれたら答えられるのもすごいな
仮に俺が…というか日本人が何か聞かれても
この周囲はコレというのを即答できないかもしれない。
フィリピンの人たちはそれだけ
自分たちも色々行っているのかもしれない。
今でこそ、それなりに答えられるが
近場はまだまだ穴場開拓できてないかも
ガイドのおばさんについていって絶景まで山登り
中腹でお菓子やジュースを販売するお店があった
しかし店主は寝ていて
なかなか起きないので水を買うのに大変だったという
別の売店では子供が野イチゴを売っていた
観光客に対して何かを売る
これこそインバウンドかも
子供も小さい頃から売って稼ぐを身に着けてるんだなぁ
ただ、どれも高額では売れるものじゃない(たぶん
水もウニも野いちごも売り上げて1日数百円か
稼げて数千円かも?
それでものんびり暮らせるなら悪くないのだろうか
山から街に戻る途中
クラッチケーブルが緩んでレンタルバイクが走れなくなったらしい
ローカル修理店で診てもらうも
そこには修理部品がないメーカーだったらしい。
喉が乾いていたので2年前は使い方がわからなかったという
1ペソの自動販売機を使うことに
どうやら備え付けのビニールで水を受け
水を貯めたビニールを噛んで開けた穴から水を飲むらしい
色々なものがあるんだなぁ
正直ビニール考えたら
1ペソじゃ割に合わなくない?と思うけど
客寄せ商品的なものなのかなぁ
もしくはビニール使わずに容器に水受ける人が多いとか?
確かに1ペソで汲んだ水を余所で10ペソ20ペソで売れば
それだけ利益になる商売とも言える
バイクが修理できなかったので乗るのを諦めてバスで移動
レンタルバイク屋と揉めたけどお金は返してもらったらしい。
お前が壊しただろって請求されなくて良かった
暑い中バイクの長距離移動とハイキングと
レンタルトラブル疲れでバスで寝てしまったという
バスはバンを改造したようなのじゃなく
ちゃんとしたバスの形のバスだった
エアコンありとなしで値段が違うらしい
4日目はハードな旅になったので
ホステルではなくホテルにプールがある
お高めのホテルに宿泊
3日分の宿泊費が1500ペソに対し
このホテルは一泊3000ペソという
コインランドリーも外は100ペソだが
ホテルの500ペソを利用するほど疲れていたとか
夕食はフードパンダを利用したらしい
このUberみたいなサービスも初耳だった
3000ペソもするホテルなだけあって
貯食は豪華な感じのバイキングだった
5日目はITパークに向かい
かつて働いていた時にお世話になった人と焼き肉
3年前にできたスーパーは整頓されてて綺麗
市場とは違う感じで果物たちが陳列されていた
レンタルバイクを返却したので
バイクタクシーで移動
バイクタクシーも初耳だった
日本ではバイクの二人乗りのタクシー見ない
移動先は在留時一番通ったというショッピングモールへ
変わった物を売っているフロアから
整頓された食品売り場などの写真を見せてくれた
その中に豚を模したパンがあった
セブは名物にレチョンという豚の丸焼きがあるらしい
それを模しているからレチョンパンという
すごく可愛いが、特に美味しいわけではないから買わないらしい
しかしこれは初見だと買ってしまうな
それくらいユニークユーモラスな商品
興味本位で一度買えば満足するだろうけど
こういうのを販売するなんて陽気なアイデアだと思う
他にはブランド品の隣で安い偽物が売られていたりするという
もう買う人の好きに選んでって感じかな
ディナーは前職の人とおしゃれなお店へ
ほんと交友関係広いな~
その夜は3000ペソホテルの隣にある
2000ペソホテルで宿泊
なんかドラゴンボールラベルのリポビタン買ってた
これは…公式なのだろうか?
やはり1000ペソ違う分だけ
朝食は少しグレードダウン
4つ星ホテルはちょっといい感じ
3つ星ホテルはビジホみたいに
星が1つ違うとクオリティがガクッと違うらしい
6日目、ホテル後スーパーで彼が大好きな果物TOP2という
ラカタンバナナとマンゴスチンを買っていた。
ドリアンも売っていた
なんかロバのような模型の引く荷台に載せて
ちょっと興味を引くディスプレイの仕方だね
マンゴスチンの剥き方も動画見せてくれた
これは知らないとどう剥いていいかわからないわ
彼いわく、マンゴスチンの食べ方を知らない人は
人生生きるの下手っぴそうとのこと
よかった、俺は今日知れたから
人生の生き方ちょっと上手になった。
そして彼は昔よく歩いていたところを歩く
かつて行きつけだったバーガー屋さんへ
彼がおいしいというから本当に美味しいと思う
その後2年前に一緒に旅行した人と合流して
夜になるまでカフェで話をしていたという
本当に交友関係広いな
仮に俺が2年在住していたとして
ここまで友達を作れただろうか…
その後夕食で屋台街みたいなとこへ
印象的だったのは接客業の人はマスクをしている
道行く人達は誰もマスクしていないが
コロナ以降は日本だけでなく
フィリピンも旅行客がいる飲食ではマスクをするようだ
リゾート地でマッサージする人もマスクしてた
その後はショッピングモールでお土産をたくさん買って
飛行機に備えてマッサージ屋で身体をほぐし
セブ島を後にする
フライトは2時らしい。
疲労故に離陸したのもわからないくらい
席に座って目を閉じたら次は日本の上空だったという
そして日本へ
彼からすれば寝て起きて夢から覚める事実と
夢のような一週間旅行が終わるという
両方の夢から覚める瞬間
彼は約束通り、俺にお土産話をたっぷり持ってきてくれた
本当に嬉しい。
彼はダイジェストというけれど
それでも濃厚さが感じられる旅だった
写真や動画もいっぱい撮ってくれたしね
何より観光地だけではわからない
稼ぐためには何かを売るという
ハングリー精神をフィリピンの人たちに見た。
やはりお金を稼ぐためには
そうした行動力というか
何かを差し出して、対価としてお金を頂戴する
これが基本なんだなと。
俺も一度は海外旅行に行ってみたくなった
ただチップ文化よくわからないし
行っていい場所悪い場所も土地勘ない
なかなか足踏みしてしまうところではある
フィリピンのチップはまだ10ペソ20ペソなら数十円とかみたいだけど
ドルになると円安の日本人はきついね
そう考えるとチップ文化のないとこの方が楽そうではある
何にせよまずは収入からかな?
彼のように旅先でiphone買ったりできない
そうでなくとも飛行機代だけで月の給料半分飛ぶレベル
時間の自由もそうだけど
金銭的な余裕も足りない
今も近場に月1おでかけするだけの余力
これでは海外どころかホテル宿泊の国内旅行も難しい
行けるのは車中泊できるところまでだよ
今は海外旅行に1度は行きたいな~くらいだから
まだ強力な欲望になり得てない
それでもお金に余裕ができたら
してみたいことの一つに追加された。
本当に彼からは色々な刺激をもらう。
こうしてオンライン上とはいえ
交流を持てることに感謝します。
ありがとう。
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