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読解力はコミュニケーションの基礎

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ホストの人が若い子を鍛えるために
国語のドリルをやらせている動画を見た。
その人個人については色々と言っているコメントもあったけど
動画で見た内容そのものは感心するものであった。

ホストとかキャバとか行った事はないけど
客が取れるのは単なるイケメンや美女ではないことはわかる。
もちろん、イケメンや美女は一度目はあるだろうが
話がつまらないとかだとリピートはないだろう。

あぁいう場所に行く人って
お金を払って異性とコミュニケーションをしたい人だろう
それなのにメインのコミュニケーションができない相手だと
どんなイケメンや美女でも意味がなくなる。

動画のホストは日経新聞を読ませて
その感想を自分に話させようとしていた。

コメントでは客は女性だから
左脳コミュニケーションより右脳コミュニケーションの方が大事ですよとか言ってた人もいたが
個人的には左脳を徹底的に鍛えて
相手の言っていることを理解する読解力という
その下地を鍛えているんだと思った。

右脳コミュニケーションはそれ以降の訓練になるんだろう
そしてその訓練は教材で学ぶものではなく
先輩ホストがどう対応してるかで学ぶのではないかと思う。
それを学ぶ為には先輩が話していることと
お客が話していることを理解する読解力が必要になる。

俺はこの国語ドリルの動画だけを見て
それがホストトレーニングの全てだと思っている人こそ
まさに読解力がない人だろうなと思う。

日経新聞読ませて読解力だけ上げた人なら
それを話すだけの単なるウンチクマンになる可能性あるし。
あくまでも新聞は読解力を鍛える為のトレーニングであって
ホストなのにちょっと光る知識と思わせる
引き出しのネタを増やすことに繋がってるだけで
新聞を読むだけが全てじゃないのは誰でもわかる。

その基礎トレーニングを終えてからが
本当のホストコミュニケーションを学ぶ時であって
それは教材ではなく現地で学ぶことになるだろう。

しかし、基礎トレーニングは地道なもので
教材もあって職業問わずできて共通する。

改めて自分が感じたことを言語化する難しさ
そしてその大切さを感じさせられた。

例えばラーメンを食べたとして
ウマいってのは当然の感想である。
しかしそこから、なぜウマいのか?になると
自分が感じたことの言語化になる。

そういうのって大切だなと思った。

例えばレビューでこれこれこうで美味い
って書いてるレビューは参考になる。
単に美味しいですだけじゃ参考にならない。

そう考えるとレビューするのって
めちゃくちゃ良いんじゃないか?

俺は料理そのものではなく
店の雰囲気とかを伝えるレビューになることが多いけど
味に関するレビューはあまりした記憶はない。
味もこれこれこうで美味いみたいに
自分が美味いと思った理由を分析するようにしてみよう。

ある意味で新聞を読むというのは
そうした語彙力を増やすということにも繋がるかもしれない。

正直、この新人ホストの中には
何で勉強しなくちゃなんねーんだよ
みたいに思ってる人もいただろう。
そういう人は合わないからいずれ辞めると思う。

しかし、何の為に国語ドリルをやっているのか?
が腹落ちした時はやる意味を見出だせるだろう。
逆に言えば見出だせなければ
その店で働くのは合わないから辞めるしかなくなる。

何というかデキる人はどの分野でも勉強家だなと。
そりゃ中には感覚派だけで成功する天才もいるだろうけど
そういう人は後進の育成はできない。

ある意味でこのホストのコミュニケーションの基礎は
まずは読解力ってのは、天才にはできない教育だろう。

俺が読んでる別の人のモテ系メルマガがあるんだけど
正直、内容が時によってモテとか関係なくて
人間のコミュニケーションとしてのメルマガとして読んでる

講師の人は来た質問に対してメルマガで答える時あるけど
講座の受講生じゃない一般の質問にも答えることがある。

その質問者を見て我が振り直せと見につままされる事があるのだ。

例えば不躾すぎる質問。
これは挨拶も名前もなく質問したことだけ質問する人

またはへりくだりすぎる質問
慇懃無礼になって逆に問題な人もいる。
これもまたクドくてモテない質問みたいな。
俺はどちらかというとこっちのタイプ

簡潔にでも丁寧でわかりやすく
それでいて口当たり爽やかなのが
文面でも必要なんだなと思わされた。

俺みたいなタイプは
丁寧というよりも悪く思われないよう
保身の為にへりくだってるとこある
それは自信の無さからも繋がっていると思うが
そうしたところも改めないといけないと思うのであった。

最近は仕事でも相手から見たら俺はプロだと思うようになった。
昔は責任回避したいから詳しくないですよ~みたいに思われたかったが
どの店でもそうだがバイトだろうがなんだろうが
そこで働いている以上は客からプロに見られる
だからこそ、研修生は研修中とわかるようにしてるのだろうが
少なくとも、お客さんからお金をもらう以上は
自分はプロだという自覚が必要だなと
最近は思っている。
そう思うからこそ、プロらしい仕事をしようとする
意識に繋がっていくと思うから。

ホストの人じゃないけれど
言語への理解ってのは
人を高めるのに本当に必要な要素だなと
人間社会は言葉の社会。

逆に言えば言葉の通じない国では苦労する。
それでも観光なら身振り手振りで
なんとかなることもあるだろうが
身振り手振りだけでは生活ができない。
最近はスマホで翻訳ができるので便利だが
暮らしていくならずっとスマホ翻訳というわけにもいかないだろう。
簡単な会話くらいなら住んでいたら自然とできるようになるはずだ。

それくらい人が生活するのに言葉は欠かせない。
日本で生活するなら国語が本当に大事だなと思うのであった。

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