いよいよGPUクラウドのお試し期間に
Stable Diffusionをインストールして使ってみた。
やはりAIは望み通りのものが出てくる魔法のツールではないな…
もう少し研究しないといい感じにできないかも
GPUクラウドはインスタンスを作成して起動し
起動している間だけ有効になるサービス
1時間50円だが、10日間は試用期間
夕方になって利用者が増えたのか
インスタンスが起動できない
どうやらインスタンスにも在庫があるようだ
これは予想外ではある。
確かにレンタルも無限じゃないよね
他のサービスだと1日や時間の制限あるけど
GPUレンタルだと起動してると制限ないし
従量課金制だから起動できない場合は課金が発生しないが
これ月額払ってたら、もう起動しっぱなしにするだろうな
月額払ってインスタンス在庫ないとか一番損だし
インスタンス在庫というものに直面して
俺はローカル環境での構築を視野に入れた。
PCスペックのしょぼさが問題だが
GPUはRTX3060でギリギリいけるか
CPUとメモリはしょぼいが
時間がかかるのは目をつぶろう。
今は落ち着いて学べる環境が必要だ。
もしいい感じにできるようなら
PCを新しくすることもやぶさかではない。
車検あるから今年はうーんだけど
色々考えたしChatGPTの記事に5千円払っちゃったけど
今は月3000円払うよりStable Duffisionを学ぼうと思う。
ChatGPTとかに課金するのはそれからにしようかな
しかしインスタンス在庫かー考えてもみなかったな
しかし毎日触ってたら1日600円とかいきそうだし
やはりローカルでがんばってみるか
グラボの負荷で熱はあるみたいだけど
扇風機出して冷却MAXでいくか
何にせよ今までで一番学習意欲ある分野である。
xでAIにお気持ち表明してる絵師さんとか見る
確かに自分が血を滲む努力をして出力している結晶を
AIで簡単に造られるのは気持ちの良いものじゃないだろう
しかし、そのお気持ちを垂れ流して
モチベ下がったとか、AIで量産されたら絵の価値が下がるとか
ファンが見ても気持ちの良い投稿じゃないと思う。
偏見ではあるが、この人いいねの為だけに描いてるのかなって
これはグラスみたいなもん
俺はダイソーのワイングラスやスーパーで買った110円のグラスを使っている。
ぶっちゃけ液体を入れるだけなら安物で十分だからだ。
しかし世の中にはクリスタルガラスのバカラという高級品も存在する。
バカラに味がついていて、水を入れるだけでジュースや酒になるわけでもない
使い道は110円のグラスと変わらないのにだ。
職人はバカラというブランドを誇りに作ってる
買う側だって液体を入れるグラスではなく
バカラというブランドを買っている。
つまり絵師のAIに負けない魅力は本人なのだ。
グラスという代替可能商品じゃない
それなのにやる気下がったわ量産品が溢れたら価値がないとか
自分の絵はAIごときに代替される程度の
自分だと認めてることになる。
個人的には工業生産の量産品に負けずに
今も残ってる民芸品や工芸品といった
異業種を参考にすると良いんじゃないかなと思う。
単に機能だけなら工業生産の量産品に取って変わられる
そうならない為に、恐らくストーリー性や
郷土愛など量産品にない魅力を付与しているはずだ。
ピカソがキュビズムに走ったのも
写真が出てきて、単にリアルな絵では写真に勝てないと
人間だからできる崩しを行ったと言われる。
ある意味でピカソはさすがの嗅覚だなと思う。
リアルな絵では写真に取って変わられると。
ここで写真とか絵を描くモチベ下がるわとか
写真のせいで絵の価値が下がると言うだけだった画家は
自分に付加価値をつけることなかったのではと思う。
敵を知り己を知れば百戦危うからず
絵師の人はAIを触って
AIにできることできないこと
得意なこと苦手なことを見極めた方が
戦い方が分析できるのではと思う。
自分をブランド化することが
AIにできない絵師の魅力だと俺は思っている。
これは下請けから脱却する工場とかも
自分だけの強みを持てば戦えるようになるのと同じ
最近SNSで交流が活発な絵師さんたちを見ると
こういう人たちはAIと違う強みを発揮できるだろうなと思う。
ビジネスでも大手と中小零細では戦い方が違う
中小零細では大手と客の取り合いをしても勝てない。
だから板坂さんの言う通り
雑魚客を集めるなファンの客を集めろと
そうすれば自分を選んでくれる
これが中小零細企業の戦い方だと。
これはどんな分野でも通用すると思う
AIで満足してる雑魚フォロワーではなく
自分の絵で満足してくれるファンを集めることが
これからの絵師に必要な時代なのかもしれない
そしてそれがAIにはできないことだと思う。
AIのない時代から絵が上手な人とそこまでな人がいた
でも中には己のリビドーが盛り込まれたものは
ただ売れればいいと小綺麗に仕上げたものよりも
絵はつたなくとも感じるものがあった。
そういう人はAIの方がお手軽だったとしても
自分の手で表現したいものを描くと思う。
AIのが簡単にいいね付くの白けるわとか
見てる人ってAIでいいんだなみたいに
いいねをもらうだけの手段にしてる人よりも
自分のリビドーをぶつける先に絵という手段があると思う。
正直、AIで自分の望み通りの構図って難しいと思う。
つたなくても望み通りにリビドーをぶつける
これが絵師にしかできない魂のはず。
ギィ・リブも贋作とわからない贋作を作るには
絵に魂を固定することこそが一番難しいと言っていた。
それほど絵に魂を込めることは大事
AIの絵には魂なんて籠ってないよ
だからこれはAIだな…って画風の問題でなくとも
何となく感じられるものがあると思う。
AIは出力した絵に対して熱弁できない
拘りがどうこうというのもない
人間が魂を込められるのを武器に磨いていくと
AIなんかに代替されないファンが付く絵師になれると思う。
工業生産の量産品にとって代わられずに
今もなお残った品やブランドが異業種からの学びになりそうだ。
正直、誰かがこのブログを見ると
絵も描いてないくせにって言われそうではある
それでも消費者ではある。
個人的にはAIに対してモチベなくなったとか言って描いてない人見て
応援しますってなるファンどれだけいると思う?
それよりもっと前向きに己のリビドーや想いを表現してる人を応援したいよね
そうすることでAIに代替される絵師ではなく
110円のグラスに代替されるようなグラスではないように
それを売ってくれませんかって
背景にある物語やブランドを買ってもらえるようになるはず。
絵師の人たちはAIで満足する消費者に目を向けずに
自分のファンになってくれる人を大事にしてほしいと思う。
関東に家電量販店より高く売る電気屋あったと思うけど
そこは家電を売ってるのではなく信頼を売っていた。
高いけどここで買うというファンを獲得していた。
電球の交換とかもしてくれるらしい。
家電は値下げ競争しかないが、逆の方向でファンを作って高くという
ファンがいる、作ったからこそできる戦略も世の中にある。
あいつら値段の安いとこでしかないカスばかりとか言ってたら
安さしか見ない客しか目に入らない。
そうなると高くても自分を選んでくれる客は目に入らなくなる。
それと似たようなもので
AIで満足してる消費者ばかり見ない方が良いよと思うのであった。
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